国境事件の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『国境事件』に投稿された感想・評価

煽りに煽るトラクターの場面、観客に最悪の惨状を強制的に想像させる長い長い時間が流れていて恐ろしい…

冒頭とラストで反復される底なし沼のスリルよ…しかし、そこで繰り広げられる大ラストの救出劇は陰惨な…

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CQ
4.0
トラクターとジョージ・マーフィの顔芸モンタージュが恐怖。潰されるのかなーと思ったら、刃がグオングオン回転しててめっちゃ恐ろしい。
ラスト、柔らかい手を取って助けるのがグッとくる。
狭い空間と、遠さ、
あまりにも巧い
あの外階段の人物の行き来の見事さ。
3.9

アンソニー・マン監督の「Tメン」47'のセルフリメイク作。
「Tメン」は都会の偽札偽造、本作はメキシコ🇲🇽国境の田舎での不法移民と対象は違うが潜入捜査は踏襲、キャストも違うので続編と言う訳でもないが…

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k
3.9

『Tメン』のリメイクらしい。『国境事件』の方がストーリーがこなれている気がする。リメイクとはいうものの潜入捜査ものであること以外はだいぶ違う内容だ。
ノワールに西部劇と監督の得意ジャンルが合わさって…

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4.0
女性の出演場面の少なさや、ジョージ・マーフィ殺しの場面のドライさ、メキシコ人の持つナイフのナンセンスさなどあらゆる面で『Tメン』を過剰に描き直した感覚がある。

原題『Border Incident』 (1949)

監督 : アンソニー・マン
脚本 : ジョン・C・ヒギンズ
撮影 : ジョン・オルトン
編集 : コンラッド・A・ナーヴィグ
音楽 : アンド…

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「Tメン」のセルフリメイクらしいが別物と思ってよい。「Tメン」と同じく潜入捜査もので、むこうの方が面白いがこれもかなりの傑作。(ただ、前半がちと退屈。)
4.0
ジョン・アルトンが撮影監督を務めるアンソニー・マンのノワール作品にハズレなし。黒い闇が限りなく深い。メキシコ人の出稼ぎ農民の話としては、30数年後のフライシャー『マジェスティック』もあった。
4.8

『Tメン』のセリフリメイクというより、設定が似た続編。舞台も都市ではなく半分西部劇。ズブズブと沼に沈む冒頭から西部劇みたいなラストまで非情な暴力がモノクロに映える。静かに冷たく進行しながら、その下で…

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