共依存をテーマにした映画。
アルツハイマーになった家内を支える老夫婦、幼少期に家族から拒絶され、愛されずに育ちそれが自身のトラウマになり過剰にヒステリックになって自分をコントロールできなくなった女性…
辛い。
後半救いがあるようにも思えるけど、現実はそんなに簡単ではなくて、ずっと救いがない人なんてザラなんだろう、と思った。
人にどう向き合うか、正解はない。
自分がどう生きるか、人とどう接するか…
そんなすぐ人が変われるわけないんやん!って思いながらも共感するところはたくさんあった。
心の傷を持つ人って家庭なり、恋人なり、友人なり、全ての人間関係に支障が生じてしまうから、うまくいかないことも…
痛々しくて、見ていられないよー。制御できないなら一緒にいないでよー。嫌だよー。
共に生きる、の意味!
毒親、病気になっていきなり「娘に会いたい」って。あんたら、あんたらどこまで。ひどいなー。
…
心の問題が我々の周りに遍在していることを互いに理解して生きていけるともう少し生きやすくなる事も結構あるのかもしれない。
この映画のように簡単なものでは無いのだろうがそういった示唆を与えてくれる悪くな…
共依存なんて言葉は知らなかったが、どっちにしてもちょいいびつな人の日常の話。
扱っているテーマが重く微妙なのに、心理描写が浅くて伝わってこない。こういう話撮るならもっと腹括ってきっちりやらないとただ…