天使のはらわた 赤い眩暈に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『天使のはらわた 赤い眩暈』に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

 竹中直人が一人語りをして暗転が繰り返される廃墟シークエンスが終盤反復されるのだが、桂木麻也子一人だと朝が来るだけという哀愁。

 病院の廊下と廃墟の廊下の繋がりやネオンの点灯、パーテーションの使用…

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4.3
回転性の浮遊感、破局的出会い。雨、ネオンライト。完璧なエンディング。「またひとりになっちゃった、まあいっか」と。逃避、廃墟手首縛りの監禁。ガソスタ強襲。
4.5

日活ロマンポルノであります。
このジャンルは不得意分野ではあります。
あ、女優目当てで観たものは、まぁ…ありますけどネ。それでも過去一本だけ。

さて本作…
例によって「暗黒迷画座」第25回で紹介さ…

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日活最後期のロマンポルノ。
石井隆の才能が炸裂してる。
竹中直人の『立たねぇー!』がイイ!
travis
4.5
2002年鑑賞時の感想。
大好きな石井隆監督の初監督作品。
監督の描く、男と女の情念の世界がたまらなく好きだ。
ラストの魂の滑空を是非堪能して下さい。
石井隆の監督第1作。スティディカムによる、村木の霊魂の見た目。魂が見守る名美の幸せ。そして泉じゅんの、浴槽からの手をはじめ、夢の数々。素晴らしいイマジネーション。
瀧
4.3
廃墟の撮り方カッコええ
壊れたラジオから流れるテネシーワルツに合わせて一人で踊る桂木麻也子はマジ天使

「また、ひとりぼっちか…」
「ま、いっか…」
bn
4.3

人物+背景がバチバチに決まってて好き。竹中直人の村木が泣くところはアップで、桂木麻也子のナミが泣くところは後ろ姿なのが良かった。ロケーションも最高。
ナミの80年代後半の女の子感がめちゃくちゃ可愛く…

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4.5

色っぽい「おしっこ〜」の発声に笑う。いやー、石井隆ですね。監督デビュー作からこれって凄すぎる。カメラは気負い過ぎとも言えるが鼻につくことはなく、むしろ切実さへと繋がる。石井隆作品はいつもそういう印象…

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初監督作にして以降の作品に見られるモチーフが既に登場している。死体と同伴するのは『ヌードの夜』、バブルの影響で落ちぶれた男の狂気をさらに拡大していくと『GONIN』になる。もちろん雨やネオン、超現実…

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