「カンタベリー物語」
ピエル・パオロ・パゾリーニ監督作品。「お下劣」という言葉はこの作品のためにあるんじゃないかと思うほど、下品な作品。しかし、それが人間の本性なんじゃないかと思うと恐ろしい。
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パゾリーニの「生の三部作」の二作目。『ソドムの市』の公開と監督自身の死がほんの数年後と思うと、これが本当に死へのカウントダウンか、と疑いたくなるほどあっけらかんとした作風。好きか嫌いかでいえばそこそ…
>>続きを読む【第22回ベルリン映画祭 金熊賞】
『アポロンの地獄』ピエル・パオロ・パゾリーニ監督作品。『デカメロン』から続く「生の三部作」の二作目。原作の24話の中から『貿易商人の話』『托鉢僧の話』『料理人の話…
イギリスの作家ジョフリー・チョーサーの『カンタベリー物語』を実写化、本作でパゾリーニはベルリン映画祭金熊賞を受賞。
基本構造は『デカメロン』と似ているが、最後ふたつのお話が妙に説話じみてて多分芥…
このレビューはネタバレを含みます
イングランドの詩人であるジェフリー・チョーサー(1343?〜1500)が執筆した『カンタベリー物語』の中から『貿易商人の話』『托鉢僧の話』『料理人の話』『粉屋の話』『バースの女房の話』『親分の話』『…
>>続きを読むジェフリー・チョーサー『カンタベリー物語』をベースとした映画で、『デカメロン』に続く生の三部作二作目。
イギリス、カンタベリー大聖堂へ向かう巡礼旅行、旅行を楽しむために参加者達が語った話を、そこに…
「生の三部作」の第ニ作目
相変わらずちんちんがいっぱい!
性と聖をもって根源的な生を描いているのは一緒なので、1作目の「デカメロン」からそのまま続いているようにさえ思える。シームレスオムニバス。
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14世紀にイングランドの詩人ジェフリー・チョーサーによって書かれた物語集の映画化。「生」三部作の2作目。
8話構成のオムニバスで、詩人役としてパゾリーニも出演してる。どんどん品がなくなっていく作り。…