すげぇ。マジですげぇ。倫理ゼロ、道徳ゼロの世界一狂ったスポ根映画。もうなんか性差別とか男尊女卑とかそういう領域に収まらない狂気の世界。社会的な規範から完全に逸脱した人間をこうも潔く描かれてしまうと言…
>>続きを読む白黒陸上写真,戦争銃剣,女子バスケ部,コーチ喧嘩,50m6.8,髭剃り,中身入り瓶ビール扉投げ,マッサージ,工場流れ作業,休憩,走り込み吐き,協会売り込み,記録会,医者嫁睡眠薬,性別チェック,置き手…
>>続きを読む緒形拳の走りを分割する複数の写真は安田道代のトレーニング・モンタージュ、またはセックス・モンタージュとして反復される。緒形拳が競技場から姿を消すとき階段を上がるが、小川眞由美を強姦し走り去る直前では…
>>続きを読む"俺は10秒の壁を破りたくて狼になった。ところが戦争だ。兵隊暮らしだよ。俺が走ったのは100メートルのコースじゃない。大陸の戦場だ。スパイクでコースの土を突き刺す代わりに、銃剣で敵を刺し殺し、ゴール…
>>続きを読む増村保造はこういう淫微な映画をつくる人というイメージがあったから「青空娘」とか「最高殊勲夫人」には驚いた。正直なところ「青空娘」みたいなみずみずしさがさっぱりなくてあんまり面白くない。
倫理観があま…
クソ面白え。増村の映像は独特だね。パンやズーム等のいわゆるカメラワークを全くしない。複数のカメラの切り返しのみで変化をつける。
また、伝統的な日本映画の構図を嫌って、対象の人物を片側、または中央に…
腰が抜けるほどの傑作!前半もやり過ぎなほどにストイックな”スポ根もの”として最高に面白いが、後半は話が進むにつれ、本作の真の姿は社会不適合なフリークスふたりの愛の話だとわかる。意義が消え去って初めて…
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