セックス・チェック 第二の性に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『セックス・チェック 第二の性』に投稿された感想・評価

4.7

あまりにもクレイジーで最低で倫理観も終わり果てていてずっとブレーキなしで壊れ続ける。女→男、男→女、男→獣、獣→犬、面白すぎて腰が抜ける。ずっと動いてるこの映画すごすぎる。笑い飯の漫才みたい。髭を毎…

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なんとインモラルな作品であろうことか
もはやここまでくると、今の時代には許されないとか言うことに意味を感じない(そもそも当時から倫理的に抵抗を覚える人はいたのでは?)スポ根ものでありながら、やはり欲…

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男として育てたスプリンターの安田。セックスチェックで男と判定され、慌てて女に戻そうとする緒形。周囲の人々の狂気、憎悪。なんとも言いいようのない、不思議な映画。

すげぇ。マジですげぇ。倫理ゼロ、道徳ゼロの世界一狂ったスポ根映画。もうなんか性差別とか男尊女卑とかそういう領域に収まらない狂気の世界。社会的な規範から完全に逸脱した人間をこうも潔く描かれてしまうと言…

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白黒陸上写真,戦争銃剣,女子バスケ部,コーチ喧嘩,50m6.8,髭剃り,中身入り瓶ビール扉投げ,マッサージ,工場流れ作業,休憩,走り込み吐き,協会売り込み,記録会,医者嫁睡眠薬,性別チェック,置き手…

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これはもう筋立てが面白すぎるしそれが緒形拳のキャラと噛み合うことで成り立つ荒唐無稽なエネルギーが凄い。スプリントに懸けた獣が、自ら育てた女のエゴによってただの男になって終わるラストの昇華は清冽。
こういうエゴイストが自分本位にひたすら突っ走っていくような映画は大好き。

暴走の末に、なんか微妙な結果残して当たり障りのないところに主人公が着地するのが、皮肉っぽくていいな。
4.1

緒形拳の走りを分割する複数の写真は安田道代のトレーニング・モンタージュ、またはセックス・モンタージュとして反復される。緒形拳が競技場から姿を消すとき階段を上がるが、小川眞由美を強姦し走り去る直前では…

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果糖
4.5

"俺は10秒の壁を破りたくて狼になった。ところが戦争だ。兵隊暮らしだよ。俺が走ったのは100メートルのコースじゃない。大陸の戦場だ。スパイクでコースの土を突き刺す代わりに、銃剣で敵を刺し殺し、ゴール…

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増村保造はこういう淫微な映画をつくる人というイメージがあったから「青空娘」とか「最高殊勲夫人」には驚いた。正直なところ「青空娘」みたいなみずみずしさがさっぱりなくてあんまり面白くない。
倫理観があま…

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