家父長制の色濃く残れる上流家庭に於る長男の父への憎悪ならびに性の目覚めと葛藤。偽善と虚飾で築かれたる家庭の行末と男子中学生が目線で妻妾同居や不道徳に対する思春期特有の嫌悪、モラル的葛藤を描く。緒形拳…
>>続きを読む一郎が柵の内側で項垂れて終わる、これは精神的な水準と身体的・社会的な水準の二重性を一枚の絵に凝縮した結末だと言える。告白によって彼は父を拒絶し、罪を自覚するところまでは辿り着く。しかしその一方で、身…
>>続きを読む親父と姉貴がやってて確認してみたら姉貴は実は……ってお前何年この家住んでんねんって思うけど、バグった家のバグった子によるある種の青春映画。よくみんなで飯食えるよな。圧倒的な突き放し。あの子が「手がく…
>>続きを読む姉と信じていた女性が父親の妾であることを知った15歳の少年・一郎が、父親への憎悪と性の目覚めの狭間で葛藤する姿を描いた、増村保造監督によるドラマ映画。原作は、三浦綾子が新聞連載小説として発表した同名…
>>続きを読む増村メソッドを極限まで詰め込んでるから面白く感じるけど、根本的な話はイマイチなのでは。例によってどんどん展開していくから、男性性や変態性が乾いて映るけど、個人的にはそこは掘り下げてこそのテーマだと思…
>>続きを読む三浦綾子原作 増村保造監督作品
年頃の娘、息子がいるのに愛人住まわせて油ギッシュにキャッキャウフフとか駄目でしょ。
息子が思春期ど真ん中で自分の性欲もあるしこんな色気ムンムンなお姉さんがうろちょ…
この濃密な内容で84分っていう満足感。現代の映画ならこのラストのあとの展開も50分くらい余計にやりそうだがここでサッと止めて観客を家に帰してくれるのが素晴らしい。この後の展開はもちろん気になるは気に…
>>続きを読む大金持ちの家庭内ドロドロ愛憎劇。原作は三浦綾子。
元女中の妾を、本妻や実の子供達と同居させているという異常な家庭で、中学生の長男が壊れていくという話。増村保造監督の冷酷でベタつかない演出が冴えている…