積木の箱の作品情報・感想・評価

積木の箱1968年製作の映画)

製作国:

上映時間:84分

ジャンル:

3.6

「積木の箱」に投稿された感想・評価

テンポわるいし男の成長物語?とか翻弄する女とか詰め込みすぎてる感、、

若りし頃の南美川洋子かわいい

このレビューはネタバレを含みます

2013年2月6日(水)、池袋・新文芸坐で鑑賞。 

北海道を転々としている家族(佐々林一家)が旭川に引っ越してくるところから物語は始まる。多感な時期の中学生=一郎が、姉と思っていた女(松尾嘉代)と父親が裸で抱き合っているところを見てしまう。松尾嘉代は実は妾だったのだ。要は、妻妾同居。 
そして、親子断絶の雰囲気へ。 

一郎が学校近くのバン屋に行くと、美しい女性がいる。これが若尾文子。これまた、カラー作品なので、見とれてしまう。美しい。 
ただ、若尾文子には息子がいる。そのため、中学生の一郎は若尾文子のことを「おばさん!」と呼ぶが、「若尾文子に『オバサン』って言うな~」と突っ込みを入れたくなる違和感あり(笑) 
でも、若尾文子に息子がいる役だから仕方なしか… 

一郎も多感なのは分かるが、若尾文子の家に干してある下着のにおいを嗅ぐなど、変態の素質が見られる。 
また、一郎は中学生のくせに、妾と初体験するなど、エロい場面多い。 
こういうエロい映画は、自宅のリビングでは見づらいので、映画館で良かった気がする。

若尾文子に夫はいないが、実は一郎の父親の秘書をしていた時に強姦されてできた子供が店で一緒に住んでいる息子なのだった。一郎と兄弟。 

一郎は、学校に放火して、最後には自ら警察に電話するが、教師役の緒形拳が一郎に優しすぎる感あり。厳しく接するべきだったと思う。 

という物語だったが、『積木の家みたいに、バラバラになりそうな崩壊寸前家族の映画』であった。 
増村監督は、本作で娯楽作品を目指したのであろうか? 
微妙な作品であった。
まず冒頭の、家族団欒食事シーンから姉と父のセックスシーンまでその間2分であって、日常から非日常への雪崩れ込み具合がハンパではないし、それを「盗み見」てしまうところでタイトルを持ってくるあたりも映画を感じる。

登場人物の大袈裟な言い回しはさながら唄を歌っているよう。増村の独特のテンポの良さはこういうところにあるのかも。
あと怖い。照明の陰影のつけ方と時折(黒沢清に通ずるような)不気味さがある。家族の食事の後ろで首から上に影がかかって視認できない女中たちが映るなど。
mpc

mpcの感想・評価

3.1
昭和祭り
角川シネマにて鑑賞

ワロタwww
なんだこのエロ家族はwww

お父さん去勢するべきだよ!(笑)

内容より、昔の映画を劇場で観るのは楽しいかも!
籠

籠の感想・評価

-
2017年4本目 旧作日本映画2本目
1,000/4,450

爆睡
青二歳

青二歳の感想・評価

4.8
【祝!若尾文子映画祭】再レビュー
三浦綾子ってなんでこんなごちゃごちゃした物語を書くのか…
三浦綾子原作の大映映画。

若尾文子はシングルマザー役。主人公の少年の初恋。そらぁ恋するよね。パン売って欲しい。
自宅の門は閉ざしたまま、そこからは出ずに警察を待つ佐々林一郎を映して「終」となる。『暖流』と対比的な終わらせ方だなーって。
若尾文子よりも松尾嘉代の魅力が爆発していた。
obao

obaoの感想・評価

3.5
on DVD.
三浦綾子の原作を読んで、さて、これを増村がどう映像にするのか…と期待。結果、原作を置き去りにし、いつもながらの疾走感…完全な増村色でしたね(文庫上下巻を80分強に収めているのですから仕方ないですか)。原作では、キリスト教が根底にあり、“許し”がテーマでしたが、映画は、佐々林少年中心に描かれているため性の目覚めや家庭や社会への反抗心でした。もっと、若尾さんや緒形拳さんの側面からも描いて欲しかったです。
結論は・・・原作を読まないで観た方が良かったということと、この時期の増村はどこかテレビ的で…やっぱり初期の増村の方が私は好きですね。