【2022/07/11】
テロには当然被害者がいて、その家族もいる。
加害者や起こった事実ばかりに目が行き、そんな当たり前のことをすっかり忘れていたような気がする。
オスマンとエリザベス、
2人…
《三大映画祭週間》同時多発テロから連絡を絶った娘の身を案じた母がロンドンで娘探しを始める。異文化の人間同士が理解を経て辿り着く救いは激しく胸を打つ。驚きや不安感を一緒に感じるほどブレンダ・ブレッシ…
>>続きを読むブレンダ・ブレシンが好きで観た。さすが名優。辛さ、不安、様々な感情が抑えた演技の中から伝わってくる。息子を探す父親役もよかった。恐ろしい出来事が淡々としているからこそ現実味を増していき、大きな悲しみ…
>>続きを読む親は自分の子供のことをどれだけ知っているのだろうか。
という問いかけをロンドンのテロ事件に合わせて娘や息子を探す主人公のふたりが演じる。
それだけなんだけど、
大きな喜怒哀楽や起承転結もなく淡々と…
ストーリー:悲しい出来ごとに直面した二人の孤独な魂のゆくえを描く
舞台は、2005年、北ロンドンのイスラム教徒の多い地域。
ロンドンで3つの地下鉄とバスで同時自爆テロが勃発。4人の首謀者を含む56…
2020年、ラストの作品となります。
深い意味はなく、たまたまこの作品だっただけです。とても地味な作品ですが、徹頭徹尾地味です。
あまり説明もなく、ストーリーは進む。というか、ストーリーもロンドン多…
このレビューはネタバレを含みます
2005年にロンドンで起こった同時多発テロ。その中でも多くの死傷者を出したバスへの無差別攻撃後、行方不明の自分の子供をそれぞれ探しているエリザベスとウスマン。
子供が何処にいるのか、安否すら分から…
2005年7月に起きたロンドン同時爆破テロを遺族の視点で描いた作品。
テロそのものを描かずにテロを描く。56人の死者と700人近くの負傷者を出した恐ろしい出来事の後も関係者以外の日常は淡々と過ぎ去っ…
(c) ARTE France - 3B PRODUCTIONS ? The Bureau- Tassili films – 2009