BOXの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『BOX』に投稿された感想・評価

◯感想
箱に、いや、立方体に空や広場の映像を映す。
今作もチカチカ眩しい。



◯イメージフォーラム公式サイト
『BOX』
90年ロンドン、ヤング・ジャパニーズ・シネマ招待上映

立方体のそれぞれ…

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憐憫
-
立方体こそ宇宙!宇宙の構造なんて案外簡単なもので、立方体なのかもしれない。そこに、色の違う立方体(マルチバース)が幾重にも存在しているのでは?とか思ったり思わなかったり。まぁ気にせんでくれ。妄言だ。
Juzo
4.8

視覚と空間の錯覚で観客を魅了しながら、平面メディアの境界を揺るがす作品。
永遠に回転する箱という錯覚に引き込まれながら、その仕掛けと構造にハッと気づく瞬間、映像体験の核心に触れている。そんな感覚を味…

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takara
3.5
むかし「前衛前衛と言いつつ絵画や映画はいつも四角」と言われはっとしたことを思い出した。

松本俊夫に師事した伊藤高志監督が大学卒業制作で作った実験映画3本の2本目。

回転する立方体の側面に校舎の中庭の風景が映し出されるスチルアニメ。1本目「SPACY」は文学的な解釈ができたが、本作は映…

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Chiba
-
実験映画というか映画の実験
意味レベルと違う階層の、錯覚とかの類の効果
どうやって撮っているんだ感はSPACYよりも上
終盤の透明な箱の煌めきが美しい
Aix
3.6

THUNDERやGRIMなどで知られる日本を代表する実験映画界の名匠伊藤高志の作品。

おそらく今作は今まで見て来た伊藤高志の中で最も手の込んでいる作品の1つでした。いつ頃の彼の映画がよく分からない…

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BON
-
伊藤高志の作品はどれもアートギャラリー鑑賞してるみたいだ。とんでもなくかっこいいな。

監督相対評価★4.5

個人的に一番好き。実験映画はアンダルシアの犬然り物語を拒否するのみならず平面化されたスクリーンにすら反撥せねばならない。立方体なのに回転すると奥行きが消える出鱈目ぶり、壁にゼ…

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