前年度に撮られた「12月のかくれんぼ」の素材がベースになっている。映像の魔術とでも呼びたくなるコラージュが炸裂。編集室のようなところが映し出され、そこには「12月のかくれんぼ」で使用したとおもわれる…
>>続きを読むTHUNDERやGRIMなどで知られる日本を代表する実験映画界の名匠伊藤高志の作品。月と少年の話。
これはまた他の伊藤高志の作品とは少し違う要素を感じる一本でした。ちょっと作風が変わって来た頃に作…
扉の向こうの月と息子の顔が首に映される存在が交錯する映像作品。
息子の描写を筆頭に、劇伴含めた映像には不気味さがありましたが、その内容は月に象徴される世界と息子の関わりを描くファンタジーのように感…
監督相対評価★4
全部のせ。人類は『月世界旅行』で月を顔に見立てた92年後、遂にどこでもドアの表現が可能になった。ドリーで提示されていく一人暮らしの生活感漂う散らかった部屋、しかし人間だけが突如消…
月と扉と少年。テーマはさっぱりだけど不気味で気持ち悪い呪いのビデオのような映像だった。
扉が開くと月があって、それはまるで動かずにずっしりと構えている。
子供は歪む。ぐにゃぐにゃと歪む。アルミホ…
“昔よく見た夢”の奇妙な空間=不条理の快感。夜空に浮かぶ黄色い大きな満月とくしゃくしゃに歪んだ子供の映像。
「むかし夢の中によく出てきた、月明かりに浮きあがる神秘的で不気味な風景。たとえば夜空に浮…
1994年に作られた日本製のショートムービー。意図の十割はわからない凄い作品だったが、何とも形容し難い凄みがある
明滅と月、そして少年。
かなりメッセージ性は感じます。
あの少年のシーンは鳥肌がた…
これはヤバすぎ。キメてないとこんな映像作れない。
でも、一瞬コンテが映ることで、これを計算づくでやっちゃってると証明するのが、究極のホラー。
闇しか感じないから心地良い。
1ミリも理解できないのも心…