1968年という世界史的な変動の年を表現すべく従来の方法を捨て、3面マルチ上映を採用。既存の映画の枠組みをはみ出すこうした作品はエクスパンデッド・シネマ(拡張映画)と呼ばれた。
3面マルチ画面、或…
シュルレアリズムとかダダの美術作品を見た時と似た気分
横尾忠則のアバンギャルドな絵が何度も映って
最近MOTに行ったばかりだったので、なんか見たことあるなあを何度も感じた
初めて見た実験映画で衝撃が…
松本俊夫が「薔薇の葬列」(1969)の前年に作った短編。
ヒッピーのゴーゴー、学生運動、ゲイの着替え、金嬉老事件、奇形のアルコール標本、横尾忠則のイラストなどをコラージュ。3面マルチ上映。BGMは…
松本俊夫の実験映画は「アートマン」位しか見ておらずかなり理詰めで制作する作風かと思っていたのだが、この作品はベトナム戦争やらダイオキシンの二重胎児やらあさま山荘事件やら学生運動やらゲイやらの映像の断…
>>続きを読む「だったらなぜわざわざ個人映画とか実験映画とか言う必要があるのか、ただの映画でいいじゃないかと言う人がいます。ひと頃の学園祭や学生主催の映画講演会などで、私はよく口裏を合わせたようにそんな噛みつき方…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
松本俊夫 実験映像集 II - ①
ダブルスクリーンで映し出される映像
右目に花を付けた若者のゴーゴー
挿し込まれる横尾忠則などのアート
ベトナム反戦、学生運動
女性へと変身するゲイボーイの男の子…