二十一世紀の起源の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『二十一世紀の起源』に投稿された感想・評価

あたりまえだけど、
20世紀があっての21世紀だからね、
あたりまえだけど。
今は戦争とポルノと映画を起源にした時代?そう間違ってもないよなと思ってしまう。
アップのされ方がぶつ切りなせいでモンタージュの面白さがちょっと分からなかった。再見したい。
qwerty6

qwerty6の感想・評価

3.5
Jean-Luc Godard(1930-2022.9.13)

JLGは映画の中から世界を見つめる。

世界そのものをひとつの人格とするならば、現実に見える世界(社会)は身体を担う。
そこから魂を盗んだのが映画だ。魂は社会と相反する個人と同義となっている。

映…

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21世紀の起源はやはり20世紀にあるものだろう。戦争と映画(映像)の世紀。様々な現実と虚構(映画)の断片をコラージュした映像のリリシズムがゴダールらしい。そこに人の弱さと強かさとを交互に見る。穏やか…

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『映画史』もこんな感じなんだろうなってだいぶ辟易しちゃう。なんかわからないけど良い。二十一世紀の起源。
RaRaRa

RaRaRaの感想・評価

5.0

凄い。なんでこういう映画がもっとないんだろう。ほんとにふざけきってる。でもカッコいい。

シャイニングの三輪車から、荷台の子供へのモンタージュにしびれる。

勝手にしやがれのラストショット、ジーンセ…

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「ゴダールの映画史」がぎゅっと詰まったような短い映画。
二十世紀の爆発的な文化の変化と、語ることすら難しい戦争の悲劇、二十一世紀を作り上げた二十世紀という時代の、あまりにも凄まじい熱が、音と静寂、何…

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yuyu

yuyuの感想・評価

3.7
暗鬱さと快活さを綯い交ぜに大胆な構成で20世紀の100年間を表す、エネルギーに溢れた13分間だった。人の発する声までもタイポグラフィとリンクさせたり、文字と人物の位置を合わせる表現は今見ても新鮮。

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