最初は正直想像していた、求めていたホームズではなかった。
皮肉めいて、鋭く、無礼なホームズではなく、老後最後のホームズの事件簿。
ホームズが好きだからこそ、隠居の理由となった部分がやや浅く感じた(そ…
終わった後の感想は「お爺のシャーロックホームズは見てて悲しい」。全体として死、孤独がテーマだと思うので仕方ないのかもしれないが。何かようわからんまま終わりました。
極上の謎を期待したけど、そんなもの…
老人になったホームズという設定は新鮮。
ホームズも歳をとると、物忘れしやすくなったり、悔いを残す事件を引きずっていたり、誰かを頼らずには生活もままならなくなる。
ホームズも人間だなぁなんて言って…
敢えてホームズの老後にしなくても、のストーリー。私の知っている彼はマイクロフトが死んでも何か皮肉を言いそうだし、後悔したことがたくさんあっても口に出したりしなさそう。しかしそれはワトソンの描いた虚像…
>>続きを読む現実にシャーロックホームズが生きていたらこんな感じなのか
本の世界のように鮮やかに事件を解決しておしまいという訳にはいかない
現実はどうしょうもないことの連続であるから真実を突き付ければいいというも…
引退して養蜂しながら暮らす老ホームズと知的好奇心旺盛な少年が邂逅する静かで温もりのある話
ホームズの持つ愛情について丁寧に踏み込んでる気がするのでそこも良い、溢れ落ちるような「大事なのはロジャー…
小川洋子の博士の愛した数式を彷彿とさせた。年老いたホームズが家政婦の少年とやり取りしながら過去の事件について思い出す。テレビシリーズで見たようなホームズはおらず、あの頭脳明晰さだけが残りそれが年老い…
>>続きを読む(c) Agatha A Nitecka / SLIGHT TRICK PRODUCTIONS