壇上に立って、石川さゆりのコンサートを開くにあたってお世話になった人たちの名前を読み上げ始めたときに、周りの人も泣いていた。
頑張って生きているという言葉があんまり好きじゃない。それって見下してい…
挨拶を終えた彼らに送られる拍手は、歌唱する石川さゆりに送られる拍手と同じ拍手。大人として仕事をしたことに対する称賛。
ナレーション少なめでもうちょっと長いものが見たかった。
『ゼロ年代+の映画』で黒…
「(水俣病の患者さんが)何か新しく始めようとする時、一番障害になるのは親なんですよ」
原田正純先生の言葉。
その障害に抗い、コンサートの成功に全力で奔走する患者さんの声・姿に心を打たれる。
その…
胎児性水俣病患者の若者達が水俣市で石川さゆりコンサートを企画し実現させる。大人に近づき、何か大きなことを成し遂げたいと思ったのは、普通に訪れるはずであった青春を自分達の手で呼び起こそうとしたからなの…
>>続きを読む石川さゆりが歌う最中に、 はさまれる彼らの患者を訪れる旅がとても良い。廊下を歩く鬼勇さん、チケットを手売りする鬼勇さん、舞台上で感極まって体を震わせ、それでも舞台を降りようとしない鬼勇さんの姿に泣け…
>>続きを読む先天的に水俣病を持つ2世患者が石川さゆりの水俣招致とコンサートの企画を成功させる。
ナレーション主体だがいい映画であった。石川さゆりの芸能人オーラ半端ない。
冒頭で医学者が「なにか新しいことを始め…