まひるのほしの作品情報・感想・評価

まひるのほし1999年製作の映画)

製作国:

上映時間:93分

4.2

『まひるのほし』に投稿された感想・評価

4.3

江ノ島のシゲちゃんの背中を撮ったフルショットが素晴らしい。波に反応する前景のシゲちゃん、遠景のウィンドサーフィンの行き来、寄せては返す波の運動がただでさえ画面のほとんどを領有する海面をさらに広げ、画…

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こんなに和めるドキュメンタリーは初めて観た。想像したものをそのまま描き出し、作り出すのをこんなに純粋に楽しそうに出来るのは本当にかっこいい、自分もこのくらい純粋に絵を描きたいと思った。
障害を持って…

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冒頭、カメラは夏の海を映し、井上陽水の太陽の街が流れる。障害者でもあるアーティストたちについてのドキュメンタリーを観るつもりだった観客は、その現実離れした美しさに立ちすくむ。

まだよくわからないが…

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このレビューはネタバレを含みます

彼らがどんな名称の区別によって普通や一般とは異なることにされているのか明確な説明はなかったが、そこにあったのは何ら変わらない普通の生活だったように思う。むしろ普段理性によって抑え付け蓋されている欲望…

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矢吹
4.1

田島征三さん、明るい気持ちでいきましょう

「知的障害を抱える7人のアーティストの創作活動を追ったドキュメンタリー。」

アート。
「表現者あるいは表現物と、鑑賞者が相互に作用し合うことなどで、精神…

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4.8

ドキュメンタリーでありながらアート映画的な美しさで知的障害者と呼ばれる人たちの内面世界を描ききっていて素晴らしかったです。ドキュメンタリーって本来記録としてのメディアから発展した存在で、その客体性と…

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日本が抱えている社会問題を描くわけでもなく、障害者を1人のアーティストとして映す佐藤真の視線 そこに示唆はなく、こんなに寄り添った優しいカメラは今のところ見たことがない
-
純度の高い人間そのままが途方もなく愛おしい作品。人間独特の好奇心や創造性はたまに狂気で、たまに眠たい。
ヨシヒコさんの口癖の理由を知らないけれど、私はそれが苦しくて、あなたは最高だよと言いたい。
歌麿
3.9

レビューがとても難しい映画。
撮影対象が見た目で障害があるのが分かる人たちより、見た目では分からないが、内面的な障害(自閉症的)が対象とした方が興味深く、おそらく監督自身も思っていた事だと思う。

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UE
5.0

シゲちゃんのエネルギーが凄まじくて愛おしい。
工場をバックに歩いてくるシュウちゃんのショットの雄大さとか、シゲちゃんのお父さんが室外機の上でザクザク白菜切ってるシーンとかマジで最高。活力を感じる。ド…

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