結末が分かっていても、カリート自身が言うように恩義を果たしながらも未来を渇望して“努力“してきたからこそ、ラストに胸を打たれる。長い緊張からの緩和直後の展開は正に天国(パラダイス)から地獄。
「ア…
仁義を重んじる昔気質のヤクザ、と言う点では「スカーフェイス」のトニーモンタナと同じ。ヤクザ生活に燃え尽きたトニーのアナザーストーリー、という見方もしたくなる。
上昇志向の激しい若者の破滅を描いた「…
アルパチーノの伊達男ぷりが爽快で最高
恋愛おバカ映画になるシーンや長めカットで見せる緊迫感など、色々な角度からカリートを眺めるスター映画のよう。
Cheryl LynnやEarth Wind&Fi…
ブライアン・デ・パルマ監督とアル・パチーノ主演のタッグによる、『スカーフェイス』(1983年)と『カリートの道』(1993年)について、『スカーフェイス』は愚かさのなかに生きた男の話として映り、『カ…
>>続きを読む一度ヤクザ社会を抜けた男が結局抜けきれずに、ヤクザ社会に追われる話。
倒置法的作風で、終わりを冒頭で見せ、そこに向かっていく主人公を描く。
結末はわかっているのにあまりにも悲しい。
最後らへんはず…
欲望や裏切りにまみれた裏社会で真っ当に生きようともがく男を描くクライムドラマ。
刑務所から出所したカリートは5年ぶりに街に戻る。足を洗おうと決意するも、裏社会の大物だったカリートの元には様々な誘い…