痴漢日記3 尻を撫でまわしつづけた男の作品情報・感想・評価

痴漢日記3 尻を撫でまわしつづけた男1996年製作の映画)

製作国:

上映時間:90分

4.1

「痴漢日記3 尻を撫でまわしつづけた男」に投稿された感想・評価

ああぁ

ああぁの感想・評価

5.0
映像・音響・友川さんの音楽、全部最高!タイトルだけじゃなく予告映像の裏切りっぷりもめちゃめちゃ面白い
姉弟のシーン2つともめちゃくちゃ良かった
大好きです
〝ダ・ヴィンチも痴漢するのか問題〟

正直タイトルにキツイものがあるけど、過去にラピュタ阿佐ヶ谷でVシネ特集があった時に、プログラムに組み込まれていたから、思い切ってレンタル。
面白くなくても90分で終わるし・・・と、かなりナナメから観始めたけど、これがめちゃくちゃ面白かった!騙されたーー!!

大林監督作品で有名な小尾としのりさんが、高校の美術教師役です。彼は、毎朝の満員電車の中で見かける一人の女性に、特別な感情を持っています。触りたい、感触を確かめたいと。彼の授業での教えは、「物体というものは、実際に触って感じてこそ、実体が掴めるんだぞ」、というものです。つまり、ダ・ヴィンチがより正確に人間を描く為に、人体を解剖し研究したのと、同じ動機なのです。まぁ、動機が何であれ、痴漢ダメ絶対、ですけどね。
この二人以外には、女性の元彼と、美術教師の教え子が絡んできます。女性と元彼の微妙な関係と、先生にグイグイせまる教え子に、話がどう収束するのか全然読めずに、ヤキモキして魅入ってしまいました。
撮影や編集のリズムも落ち着いて、丁寧に感情を切り取っていく印象。教師と女性の視線が駅のホームで交わるシーンは『キャロル』か!って位の美しさ。朝方に自転車を2人乗りするシーンもあって『キッズリターン』や『耳をすませば』なみに胸にグッとくる瞬間になってました。他にも上手いわぁーと、膝を叩きたくなる台詞や演出が随所にあります!

タイトルは3となってるけど、全くもって独立した、一見さんウェルカムスタイルの作りになってるので、どうぞご安心を。最高に清々しい余韻に包まれる事間違い無しです。
鑑賞後に特典の予告を観たら、本篇とは180度違うゲスーーーーい作りでビックリ。こちらは先に観ないようにご注意を。
ラピュタ阿佐ヶ谷
Vシネマ25連発 17発目!!

友川かずきの曲にのせた痴漢キッズリターン。マジ最高。