グッド・ストライプスの作品情報・感想・評価・動画配信

「グッド・ストライプス」に投稿された感想・評価

最初のシーンのカレー屋さんどこですか。
湖の壁紙のカレー屋さん、気になる。
PPP

PPPの感想・評価

3.3
あの子は貴族が良かったので観ました。
こちらもそれぞれ異なる環境で育った2人が描かれていきます。期待値が高くなり過ぎた感があり、ハマらなかった。
田舎に帰るシーンは共通のリアリティがあった。
いの

いのの感想・評価

4.1
〝結婚しよう〟が決定的なわかれに繋がる映画を今年に入って2作みた。に対して、今作は倦怠期カップルのデキ婚映画。あいみょんは、ハルノヒで♪これからの展開をふたりで 飽きるまで過ごしてみるからね 最低限の愛を伝えながら♪って歌うけれど、この映画のふたりは、ハレノヒにいたるまで最低限の愛すら伝えあわない。愛してるはおろか、好き すらひとことも言わなかった。そんな物語もあるのだ。この映画は、大袈裟に劇的に描くことをせず、でも、なんというのか、ちゃんと描いている、という気がする。


結婚にいたるまでには、それぞれの親への挨拶とか、まぁいろんなことがあって、結婚する人の、今まで知らなかった側面を知ることになる。実家に眠っていた、例えば、中学校の時のスクラップブックとか、サビだけ集めた音楽のテープとか、ヤンキー座りして口にピアスしてた写真とか。そういった場面もとても良かった。勝手にみられて激怒するところも。


普通ってなんなのかわたしにはよくわからないけれど、普通のことを普通に描く希有な映画なのかもしれない。俺が俺がとか、アタシはアタシは、というところから遠いところにあって、それがどういったわけか心に染みいる。唯一おこった事件?で、緑が真生くんに笑顔でかけた言葉も、劇的なものじゃないのに、劇的なものじゃないからこそ心に染みいる。特別じゃないことって素適。特別なことが何も起こらないから大丈夫って思えるような。このふたりはきっとずっと大丈夫。これからの展開をふたりで(ベイビーとさんにんで)飽きるまで、いや、飽きても過ごしていけると思う。



監督は、『あのこは貴族』の岨手由貴子。照明はやはり佐々木靖之さん。照明応援になぜか泉谷しげるの名も。主演は、豆大福ものがたりの2人だった。豆大福を大統領にすべく、ふたりでこの先も豆大福を食べてほしいですね笑。もぐもぐぱくぱく ごっくんちょ
ZZAIRPORT

ZZAIRPORTの感想・評価

3.8
ラストシーンの切り方〜✂️
真生にとってのチセ、パターソンにとってのマーヴィン〜🐶
メチャクチャ観たかった「あのこは貴族」を劇場で見逃したので(泣)、ならばまずはこちらを、と。
シンガーソングライターの、宇宙まおさんと見田村千晴さんの、ラジオでの番組推しがなければスルーでした。感謝!

両家の思惑というものは避けては通れない事だけど、
あらためて、「結婚」は、
生まれ育った環境も考え方も違う、全くの赤の他人が、価値観のすり合わせ、同調と、なおかつその上で、お互いの個を尊重して行く事で成立して行くものなんだ、と。

結婚を控えているカップルが観たら、どういう感想を持たれるのか。聞いてみたいですね〜、これは。

好きなシーンはたくさん有り過ぎるけど、
ラストの方で、
「自分には子供の頃からいつも違う事が起こる」という彼に対して、
「私には何も特別な事は起こらないから、大丈夫だよ」と応える彼女。
これこそが結婚の本質なのかも。

え!?まさか流産と思いきや…。カメのカシオペアくん、赤ちゃんの身代わりになってくれたのかな。

それともう一つ。
結婚式場での事前打ち合わせのシーン。あれ笑えた。エクソシスト〜😆

あと、彼氏の母親、スカン奴ね〜。

いやいや、これはますます「あのこは貴族」が観たくなってきましたぞよ。
岨手由貴子監督、今後期待大。
【あのこは家族】

ゆる~いデキ婚。
かる~い関係。
ぬる~い人生。

「あのこは貴族」の岨手由貴子監督作品。
若者のなんとなく感を絶妙に表現しています。

ただ、菊池亜希子がこの役を演じるのがしっくりこないなぁ。
みちくさシリーズとかの本も出してる人でしょ。
なんとなくアンマッチ。
あのこは既読...なんてね...
tmr

tmrの感想・評価

4.5
真生のお父さんが緑のことを「かわいげがなくてかわいい」と表現してたのが良かった

ひょんなきっかけで観ることになったけど、今の自分で観られてよかったな〜

特典インタビューで監督が「いい男かどうかよりも自分の味方でいてくれることが大事」というような事を話してて、ほんとにそうだよな〜と思った
【2人の空気感が気持ち良く融合する瞬間】

劇場に観に行こうと思ってたやつ。
ユニクロのCMに出てきそうなエアリ〜な2人が主役。
うじきつよしをしばらく見てなかったせいか、イノッチにしか見えなくなった俺w

ヒロインが「変な服」と言っていたアイス柄のワンピ可愛い(+黒ライダース、中はピンクのカーデ)
臼田あさ美のレトロガール感もキュート!

家族の描き方がリアル。
「髪型が荻窪っぽいって言われた」
セリフセンスも好き。

2016.08.28レンタルDVD
もしも世界に優しさが存在して、その優しさが愛よりもまさることがあるならきっとこの映画のようになるんだろうなと思います。

監督で脚本の岨手由貴子(そで ゆきこ)さんについての知識を僕はもちませんが、ノートに詩を書くように脚本を書いたのではないだろうか。スタイルとしての詩ではなくテーマにどこか詩的なイメージがあるからです。

妻が大橋トリオのことを好きで、見せたがりの彼女からMVを見せられて主題歌の『めくるめく僕らの出会い』に僕は触れました。大橋トリオも良かったのですが、MVで使われたこの作品からの映像がほんとうに素敵でした。

あえてズラすというよりは、タイミングの合わなさがナチュラルに詩になっている感覚があります。それはグッド・ストライプス(素晴らしき平行線)というポップソングのようなタイトルにも表れているように思います。

20代後半の交際歴4年の男女が、交際関係を自然消滅させようとした矢先にデキ婚するお話。真生(まお:中島歩)と緑(みどり:菊池亜希子)。とくに感慨もなくかといって焦りもなく、ボヤッとした感じでお互いの実家へ2人は向かうことになります。

その過程で2人はそれぞれの生い立ちとわだかまりの核心に、はじめて触れることになる。緑の生家では真生が緑に気をつかって、離婚した真生の父親の家では緑が真生に気をつかって。妻と結婚した26歳のころの僕たちそのものが描かれているようでした。

あぁだめおれ泣くわと、一緒に観ていた妻に宣言してから泣きました。

優しくなりたいと言う人はたぶん優しさを誤解しています。優しさにはナルシズムが入りこまないため、内的な世界は苦しさに満ちているからです。それでも優しさのなかに苦しさを引き受けるのは、ほとんど宿命のようなものであって、目指してなれるものでもなければそれほど良いものでもありません。

ですからこの作品は、真生と緑とがお互いに優しさという宿命につかまれていく物語のように僕には思えます。それはきっと愛ではない。愛の本質にはお互いを受け入れていく交差がありますが、優しさには本来的に交差は生じないからです。

平行線(ストライプス)というタイトルには、そんな意味が込められているのだろうと思います。けれどそこに宿命が宿るなら、愛にまさるような優しさは存在しうるかもしれない。

恋にはどこか運命的な心がはたらく。
愛には意志的な思いがはたらく。
そして優しさには宿命的な寄り添いがはたらく。

運命は尽きることもあれば、意志はくじけることもある。けれど宿命は命が尽きるときまで続くはずです。素朴に信じていたものがいったん崩れ、崩れた中から何かを見出したような体験があるなら、このことはすぐに分かるように思います。宿命はそうした風景のなかにこそ現れるからです。

たぶんこの時期を生きる若者のためではなく、大人のための作品のように思います。自己嫌悪に満たされていたあの頃がこんなにも愛おしい日々だったことが、2人を通して伝わってきました。

追記)

僕の隣家の男の子(高校1年生)が、この作品の中島歩くんに似ていて可笑しかったです(ボヤッとした感じもそっくりで)。彼が幼稚園に通っているころから僕とジャレたりしてきたので、彼は彼でくすぐったそうな顔をいつもしています。先日、彼のお母さんに「中島歩くんに似てますよね」と言ったところ「あ…言われたことあります」と嬉しそうにしていました。
襟子

襟子の感想・評価

3.6
人生において何か大きな決断をする時に「タイミング」や「きっかけ」って物凄く大事。主人公の2人は妊娠という一つのきっかけを通して、改めて相手の違う面を見るタイミングが訪れ、結果「良い方向」に進んでいくわけなんですが全体を通してほっこりした気持ちになる作品。
パートナーのことが大切な存在になったタイミングってなんだったっけ?あぁ、こんなに小さいタイミングだったのかもなぁ。なんて見てて感じたりしました。この作品ではそんな日々の当たり前だけど大切なことを穏やかで優しい雰囲気で描いていました。あとは、ああいうサブカルな女、いるいる東京に。と、笑っちゃいました。
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