李相日・吉田修一コンビによる作品2作目。原作既読。東京で起きた殺人事件を軸に、犯人は誰なのか、ということが描かれていますが、別にミステリーというわけではないです。むしろ、そっちがオマケです。
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5、6年前に観た感覚だったけどもう9年前なのね。『国宝』を観て、同じ監督と作家だったかと思い出して。
この映画を観たときの衝撃は忘れられない。
感情がぐちゃぐちゃになった。
俳優がどう、演技がどう…
ある場所で起きた殺人事件を軸に、素性がわからない3人の男の日常にフォーカスが当てられる。序盤でなんとなくこの人が犯人だろうなーというのはあったので結末に驚きはしなかったけど、役者さんの演技がリアルで…
>>続きを読む泣いたって伝えたってどうにもならないし消すことのできない、もはや諦めに近い「怒り」。
個人的にはこの「怒り」を抱えた人にどう寄り添うべきかというところまで描いて欲しかった。
どちらかと言うと「怒り」…
(C)2016映画「怒り」製作委員会