チャップリンの泥棒騒ぎの作品情報・感想・評価

チャップリンの泥棒騒ぎ1916年製作の映画)

THE POLICE

製作国:

上映時間:20分

3.7

「チャップリンの泥棒騒ぎ」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

チャップリンの改心


1916年
監督チャールズチャップリン。
ミューチュアル社作品。

別題「チャップリンの改悟」「警察官」
原題「Police」


チャップリン初期を見るシリーズ。
今回はポリス。警察官になるのかな?と思いきや(「チャップリンの勇敢」で就職済。)、

今回は、泥棒。って放浪士チャーリーは、大前提貧しい泥棒なんだが。

はじまりは、刑期を終えたチャップリン。刑務所から出てくる。このへんも「モダンタイムス」にまんま引き継がれる設定、トラックの旗をひろい跡を追うと運動家デモのリーダーと間違われる設定に進化。

そこに宗教を説く詐欺師登場。チャーリーのお金をいきなり取られる。それを知らずに八百屋でやけ食い、御代頂戴の頃に盗まれた事に気づきまた盗み返す。このプロットは、「のらくろ」「犬の生活」とうとう様々なチャップリン物語の根幹をなしている。

今度はムショ仲間に会い、また泥棒を犯す。この流れはまんま「偽牧師」で1本つくっている。
完全に元ネタが本作。

仲間とエドナの家に泥棒に入る。入るまでの窓をやぶるギャグなどひとつひとつ丁寧に描写をきざみ、この頃は中編短編のかけらが見えてきて楽しい。

家にはいりドタバタしてると、エドナは泥棒を手厚いもてなし。優しさにふれチャップリンは、改心するというまさしく「偽牧師」のものがたりそっくり。

相棒とそれから揉めのドタバタ、警察ドタバタ。

ラストは、金貨をもらったチャーリーが、はてしない長い道を歩くという「偽牧師」ラスト、はたまた「モダンタイムス」ラストにみられる道歩きを披露。

素晴らしかったですね。20分弱だが、完成されていて、これを引き伸ばし付け足したものが表れてくる。

画面もアップややや斜にかかる画面、影をつかったり、かなり凝っている。

のちの中編につながる1作だ。

泥棒しながら、酒つまみ飲みしたり、説得されてる最中に酒のコップの位置を気にするとかこまいギャグあり。


さて
チャップリンの改心

中編につながる良作を発見、みました!
ちゅむ

ちゅむの感想・評価

2.5
これがちょうど100年前の映画か。
2116年の映画ってどんなのだろ。そもそも映画ってあるのかな。
チャップリンの凄い所は多くありますが特に僕が気に入ってるのは〝音楽〟です。今まで見てきたチャップリン作品全て音楽が素晴らしいんですよね。もちろんこの時代はサイレントですから声での表現はありません。演技力と音楽で感情を表現し場面を伝えなければならないのです。その難解なことを簡単に完成させてしまうんですから本当に天才ですよね。

冒頭に音楽の話を持ってきたのには意味があって、チャップリン作品の中でも本作品の音楽が一番好きだからです。改めてチャップリンって演技だけじゃないんだなぁと思い知らされます。
またこの作品の特徴としては、これから派生していくということでしょう。これから作られるチャップリン作品にそれぞれ大事な要素が散りばめられているのです。
今回はチャップリンが刑務所から出てきたところからスタート。
途中からもう1人の男性と手を組み、盗みをしようとします。

ああ~ここまで、落ちぶれたのかぁ
根は優しく素直な人なんです。
少し不器用なだけなんです。
少し人に迷惑かけて、ほんの少し物壊して、さらに大勢を巻き込んだドタバタ劇をしてるだけなんです!

でも相変わらず女性に弱い!この映画でも証明されました。
チャップリンは常に女性の味方だ!ただし美人に限る。


1916年
・『イントレランス』
・ダグラス・フェアバンクス『ドーグラス~』の字幕についていけてない
・初鑑賞でのグロリア・スワンソン

1回目
にこ

にこの感想・評価

4.2
スターチャンネルにて吹き替えで鑑賞。
別の名をチャップリンの改悟というものです。
刑務所から出てきたチャーリー。
これから一からやり直していくぞ!というところで詐欺にあい無一文に。
生活に困っているところでムショ仲間と再会して、泥棒を一緒に働くことに。
でもその家の娘(エドナー)に見つかるが、心優しい娘は二人を改心させようと食事を振舞ったり、優しく接するのだが、性根が泥棒の仲間がもっとくすねてやろうとするのをチャーリーは止めて喧嘩になる。
そうこうするうちに警察が押しかけ、チャーリーを逮捕しようとするが家の娘は改心したチャーリーは泥棒ではないと警察に伝える。
チャーリーは心優しい娘に触れ、本当に新たな道を歩き始める、というストーリー。

チャップリンの話しは面白い中に優しさがあるなぁ
これは結構好きなお話しです!