土瀝青 asphaltの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『土瀝青 asphalt』に投稿された感想・評価

『新景カサネガフチ』『And the Hollow Ship Sails On』 との三本立てで観た。
女房らの話し方が亡くなった親戚連中と同じで泣ける。
『新景カサネガフチ』『And the Ho…

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shuki
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主観の映像、客観の朗読。主客のはざまで揺れ動く映画。

大学時代に風景論とか郊外論とか気になってたときに書籍版『場所が揺らす映画』は確か読んでいた。僕も自転車に乗ってハンディカムを手にあてもなく地元の風景を撮っていたことがある、どうにかこれで映画が出来て…

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上映時間のほとんどを徒歩や自転車、バスなどで移動しながら撮影された茨城県の郊外の映像が占める。撮影された映像は特定の被写体を捉えるわけではない。特定の被写体を捉えないがゆえに映像の揺れや、写り込んだ…

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小夜
1.8
人と向き合うことができない監督がただ風景とそこで行われている出来事を撮っただけの記録
地元、茨城を舞台とした作品。
3時間、ひたすら郊外の風景が流れ、小説が朗読され続ける。
映る風景全てが同じに見える、やはり地元は均質化した郊外だったのだと改めて思い知らされた一作。
4.0
多くの他作品と評価軸が異なるで難しい。郊外論から考えれば、まさにという作品。

書籍も出版されているので、参考されたし。

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