ドゥオロ河沿いの景色美しい。
以前旅行でポルトに滞在してた雰囲気をスノッブな視点から想起できた。
男をその気にさせて弄んでしまう女性、元執事のふられ方、キャット空中三回転、14歳から女盛りになるまで…
203分私には正直少々長かった。
ポルトガルの景色にエマの美しさも合わせて絵画を見ているような映像。
ナレーションが全てを語り、その通りに演技がなされる。
美しさのあまり男性からの求愛させ続ける人生…
ボヴァリー夫人をドウロ河舞台に翻案した、ある女の生涯描く圧巻203分の大河物語。
このマノエル・ド・オリヴェイラ監督&レオノール・シルヴェイラ主演傑作、撮監マリオ・バローゾ(↑前ツイも)がナレも担…
フロベールの小説「ボヴァリー夫人」(1957)をポルトガルの女性小説家アグシティナ・ベッサ・ルイーシュが翻案した原作の映画化。オリヴェイラ監督84歳時の作品。
現代のポルトガル、アブラハム渓谷。美…
赤い花 フロベール 左足跛行 噛みつくように微笑んだ ベランダ 事故 ベートーヴェン「月光」 野獣の優美さ ドウロ川 指輪落下 聾唖のリティニャ ドビュッシー「月の光」翼を持っている月夜 異体を吸い…
>>続きを読むボヴァリー夫人とは殆ど関係ない自由な翻案(映画内でも本人が関わりを否定している)。ロングショットの色彩が絵画のようで、緑の中に点在する緋色に圧倒された。作為では到達し得ない境地。
切り返しの反復が…