美しき渓谷に
麗しき女性がひとり
周りはざわめき
惑わされる必然
男達の不安と
気まぐれな自信
選ばれた男達は
果たして彼女から何を
彼女の唯一の間違いは
おそらく足を踏み外したこと
沈黙…
理想と現実の相違に悩む様を指す
「ボヴァリスム」
長編で丹念に描ききっていた。
ポルトガル映画界の生きる伝説(※当時84歳)、マノエル・ド・オリヴェイラ監督による『アブラハム渓谷』は、フローベール…
四方田犬彦さんが、オリヴェイラは旧約聖書を描いたと評されてました。
それもあって、セリフやナレーションはほとんど難解。
ただし、
登場人物の演技、フレーム内に散りばめられた数々の西洋画や色、音楽、光…
さすがに見て良かった
画面に常に高級なもの、凄いものが映っているだけで頭空っぽにして楽しめる(バカ映画ではない。集中力を要求するが、浸っていいという意味)
古典として見ていたものが、いつの間にか現…
問答無用のオリヴェイラベスト。
文芸映画の完成形であり最高傑作。
シルヴェイラ演じる主人公エマの妖艶な底なしの魅力に終始心を鷲掴みにされる。
映画における芸術性、その全てにおいて隙がない。
本作のレ…
ドゥオロ河沿いの景色美しい。
以前旅行でポルトに滞在してた雰囲気をスノッブな視点から想起できた。
男をその気にさせて弄んでしまう女性、元執事のふられ方、キャット空中三回転、14歳から女盛りになるまで…