スロウ・ウエストの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

愛をとるか、賞金をとるかーー。
そんなに愛はなかったな

貴族の息子は掴み取らなければいけないタイミングを何回も逃してきたような顔をしている 生卵だってそう、有り金を突然現れた用心棒に渡してしまうの…

名前の通り"スロウ"なテンポ感で進む独特なタッチの西部劇。ストーリー自体も演出もなかなかに独特でドラマチックじゃないようで壮大な感じもして…一種の諸行無常感みたいなものもある。上手く言語化できないけ…

元々ローズはジェイの事なんかそんなに好きでもなかったんだろうし、見た目だけでもローズはもう大人の女なのに対してジェイはガキンチョ。
なのに命懸けで彼女を追って行く少年の純情。
決してコメディではない…

ニュージーランドで作られた西部劇。マイケルファスベンダーが出てるだけで見る価値ありかも。

途中の描写にイエスに関係するものが沢山あって後で解説してもらったからわかったけど、知らなかったら多分楽しめ…

無法地帯のニュージーランドに、スコットランドからやってきた少年の目的は、愛する少女に出会うため。
トボトボと馬を連れて歩いていたところ、賞金稼ぎ（マイケル・ファスベンダー）が現れ、一緒に探してやると…

タイトル通りにゆっくり進んでいく西部劇
それでいながらタイトな作り

主人公が西部初心者なので西部特有の様々な困難に会うが、それらを教訓にしたとしても免れないとある展開はかなり残酷

中盤の関係ない…

緩く静かに、そして寓話的に進んでいくから、正直退屈に感じたり、何を伝えたいのかわからないシーンがあった。でもしっかりと緩急が付けられていて、展開が面白い。テンポを考えると、84分という長さでちょうど…

退屈気味だが予想を裏切る落ちに微妙な困惑

1.5倍速でもだるいと感じたのでスローなのは間違いない。

単純な古典的西部劇というわけではなく、アイロニーとシニカルがふんだんに盛り込まれている気配。
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