23.05
あの時代の男と女。
情緒溢れる良作。
これまた荒木一郎も画になる。
東陽一監督の全盛期。
前作「奈津子」に続き烏丸セツコ。
秋吉久美子系統の女の描き方は流石。
ビートたけしの変わら…
公衆便所に行くだけですごいものを見たようで得した気になる津川雅彦の何もかも。佐藤浩一にタックルしたあとすぐメガネ即座にポケットに入れるとこも的確すぎる演出にハッとするし、非合法パイン缶に缶切り突き刺…
>>続きを読む嗚呼、新宿。ゴールデン街に続く小道にある公衆便所、紀伊国屋書店、珈琲西武、そして在りし日の残像。一郎の住まいは鷺ノ宮、つまり西武新宿線。せつこは、精薄か?と思われる瞬間がありつつ、生活するために必死…
>>続きを読む『四季・奈津子』に引き続いての、東陽一&烏丸せつこ。
烏丸せつこのダイナマイトボディは、本当に見事だけど、あまりにもピチピチで健康的過ぎてエロティックな感じには思えない。が、男性の目線では違うのだ…
夜に紛れて月を拒んだ影が、過去の男と幾重にも重なって吐きそうになる。妬み嫉みではなくてきっと自分に向けての怒りだ。ことごとく烏丸せつこのダイナマイトボディに夢中になる男と共に向かうのは絶望に似た一種…
>>続きを読むこの作品は意図的だけど、好みの女優さんが脱ぐ時、大体相手は津川雅彦なんだよ。
渡辺淳一原作モノとかさ。
ホント萎えるから止めて欲しかった。
津川雅彦上手いけど中年のエロオヤジにしか見えないし、お金で…
自由奔放で恋多き女みつこに男たちが絡み合う人間模様。
全編を通して気怠い雰囲気が漂い、男も女も大なり小なり重荷を負っているように感じた。
人生って上手くいかないことがあるんだよと東監督のメッセージに…