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最後にヌシとして生きた時間をカヤ自身が否定しなかったのが良かった。
ヒトの間に生まれたのにヒトとして生きられないことは寂しいことかもしれないが、山の一部として過ごした時間も決して不幸なものだけではな…
【蟲師(続章)】の後に劇場公開された特別編。
光脈筋の山にはヌシが居る。ヌシは個ではなく、山そのものである。ある年、人間の子供がヌシとして生まれてしまった。不思議な力を持つその少女は成長するにつれ…
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草の塊触っちゃダメそうだなと思った次のカットで両手で持ち上げちゃった
山の理に人の言葉通じるんだ...
あと見切れながらゆっくり立ち上がる人物の描き方、実写ではありそうだけどアニメでは珍しいのでは…
この話、大好きだったなぁ…
蟲師の話って、こんな切ない、でも自然の厳しさを感じさせるものが多いけど、これはピカ一だった…
私もギンコの言うように、人のかたちをしたものが主であることが嬉しかった。…
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人と蟲、そして無の狭間に在るもの。
山がなければ互いに生きられない存在であるのに、人はなぜ蟲と生の在り方が異なっているのか。誰にも分からないし説明もできないけれど、それは静かで恐ろしい、切なくて美し…
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2022年165本目4月4本目
蟲師 特別編「鈴の雫」[3.8]
2015/46分/U-NEXT
監督:長濱博史
原作:漆原友紀
【感想】
お話は映画で特別な話というわけでもなく、シリーズの1話っ…
【死ぬわけではない、私ではなくなるだけ。】
山中に鈴が零れ落ちる。それは何か祝っているようだった。また新たな生命が宿り新たなものに変わっていく。
ヤマのヌシに選ばれたヒトの子の抗えない運命を描い…