サクロモンテの丘 ロマの洞窟フラメンコの作品情報・感想・評価

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サクロモンテの丘 ロマの洞窟フラメンコ2014年製作の映画)

Sacromonte, los sabios de la tribu

上映日:2017年02月18日

製作国:

上映時間:94分

3.5

あらすじ

ドビュッシーやファリャ、ロルカなど数多くの芸術家を魅了し、マリオ・マジャ、エンリケ・モレンテ、エバ・ジェルバブエナなど世界的なフラメンコ・アーティストを生んだ聖地サクロモンテ。失われた黄金時代を生き抜いた人々を通して、世界で最も重要なフラメンコ・コミュニティのルーツと記憶を探るドキュメンタリー。スペイン・アンダルシア地方・グラナダ県サクロモンテ地区。この地には、かつて迫害を受けたロマたちが集い、…

ドビュッシーやファリャ、ロルカなど数多くの芸術家を魅了し、マリオ・マジャ、エンリケ・モレンテ、エバ・ジェルバブエナなど世界的なフラメンコ・アーティストを生んだ聖地サクロモンテ。失われた黄金時代を生き抜いた人々を通して、世界で最も重要なフラメンコ・コミュニティのルーツと記憶を探るドキュメンタリー。スペイン・アンダルシア地方・グラナダ県サクロモンテ地区。この地には、かつて迫害を受けたロマたちが集い、独自の文化が形成されていった。ロマたちが洞窟で暮らしていたことから洞窟フラメンコが生まれ、その力強く情熱的な踊りや歌に、世界中が熱狂した。隆盛をきわめたサクロモンテだが、1963年の水害により全てを失い、人々は住む場所を追われた——。本作は、伝説のフラメンコ・コミュニティに深く入り込み、激動の時代を生き抜いてきたダンサー、歌い手、ギタリストなどのインタビュー、そしてアンダルシアの乾いた大地を舞台に繰り広げられる詩の朗読、そして力強い舞の数々を通して、大地に根付く魂が紡がれ、代々引き継がれていくさまを描く。

「サクロモンテの丘 ロマの洞窟フラメンコ」に投稿された感想・評価

MaruFuku

MaruFukuの感想・評価

3.0
グラナダに行った時には立ち寄れなかったサクロモンテ。
とはいえとてもリアルなドキュメンタリーで、むしろ観光ではわからない何かを伝えられた気がしました。
飽きさせないように挿入される、現役かつベテランから子供までの、バイレ(ダンス)、カンテ(歌)、ハレオ(かけ声)、サパテアード(タップみたいな靴音)、そしてトーケ(ギター)のパフォーマンスの愉悦。
特にパリージョ(カスタネット)が圧巻。

できる限り専門用語は平易な言葉に訳されてますが、タブラオ/サンブラ(フラメンコが踊られるお店)とか、なんやったっけ?的な言葉も飛び交うインタビュー、ロケのシーンは眠くなる可能性も大(苦笑)

ロマ/非ロマの現代での捉え方も、昔と違ってるのだというのが興味深かった。
ナホ

ナホの感想・評価

3.1
踊りは素晴らしかったが、ワンシチュエーションで全て話しが進むので単調だった。
ダンスのシーンで終始左側に座っていた小さな少年少女も、親や祖父母の姿を観ながら将来は踊るわけね。
一か所のロケーションでのパフォーマンスと回顧談あるいは自身の歌&ダンス観のインタビュー、という構成がいささか単調ではあるものの、そのパフォーマンスは圧巻!
midimidi

midimidiの感想・評価

3.8
フラメンコを踊る日本人の端くれとして、観たら絶対打ちのめされるだろなーと思いつつも、観ないわけにはいかなかった。
ヨチヨチ歩きの頃から、学校なんて二の次でひたすらフラメンコ。生活イコール、フラメンコ。そんなコミュニティの中に育つヒターノのカルチャーを、どうして我々日本人が手に入れようと渇望するのか。手に入れようと鬼のような努力をして限りなくレベルの高いフラメンコを演じたとしても、似て非なるものであることは自明なのに、それでもなお憧れる日本人フラメンカの業の深さを思う。
でも、その困難さが、なおフラメンコをやろうとする原動力になっている側面もあるかもしれない。ドキュメンタリー映画としてはチャレンジングな内容で、こういうのが観たかったよ、と思った。
ryo

ryoの感想・評価

3.7
踊る事、歌う事は楽しみであり生活であり仕事。
可愛いおばあちゃんたち
パワフルな女性
美しい女性
イケメンなギター
愛すべきおっさん
下ネタを言うおばあちゃんが最高。
情熱的で妖艶でそしてどこか物哀しい。
洞窟フラメンコという名の生き抜く術。
『サクロモンテの丘 ロマの洞窟フラメンコ』ジャック&ベティ スペインアンダルシア地方グラナダのサクロモンテ地区伝説のフラメンコ・コミュニティの貴重な記録。大ベテラン世代から孫世代へ受け継がれている迫力のパフォーマンスを堪能できフラメンコに明るくなくても大丈夫。女性達が特に輝いてる。
歌と踊りとギターの音が絶え間ない。少しずつ形を変えながら文化が継承されていってるのは、素敵なことだと思う。
途中眠くなってしまった。
日常生活がフラメンコというこの地域の人々。
ただただかっこよかった。体に染み付いているリズムと音楽。
ぜひこれからも伝承していってほしいと思った。
欲をいえばもう少し踊りを多く見たかったし、もう少し若手も出してほしかった。

余談
この映画を見終わった後、フラメンコを習いに行きたくて調べまくったが紹介動画などを観ていてやっぱり本場とは全然違うんだな、、とおもい諦めた。
いつか本物を見に行きたいな。
CCC

CCCの感想・評価

3.6
よかった。現地サクロモンテで観た時よりも理解が深まった。
大衆演劇的な魅力と、イスラムの影響と、フラメンコ発祥の地の誇り。そんなものを感じた。ヌスラット・ファテ・アリ・ハーンのような、つまりカッワーリーに近い節回しなんかも印象深かった。
こういうのが分かっていたら、現地でももっといろいろ感じられたのかも知れない。
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