上の句がすごくいい出来だったので期待しすぎたかな。
テンポ良くサクサク進むけど、そのぶん少し展開が急だとも感じた。
キャラそれぞれをしっかり掘り下げてた上の句と違って、今回は千早にクローズアップして…
『勝手にひとりになんなよ。』
その言葉をきっかけに、
物語は加速してゆく。
カルタが楽しかった時。
ライバル校の想い。
机くんの感謝とみんなの寄り添い方。
部長の報告。
居場所のない吹奏楽部。
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『下の句』は、青春の一瞬を切り取った物語。勝敗ではなく、苦しさも悔しさも一緒に感じられる仲間がいること。その時間を、全力で駆け抜けられること。それが何よりも尊く、まさに“青春”と呼ぶにふさわしい。
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(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会 (C) 末次由紀/講談社