書道ガールズ!!-わたしたちの甲子園-の作品情報・感想・評価・動画配信

「書道ガールズ!!-わたしたちの甲子園-」に投稿された感想・評価

私はこれを小学生の頃見て
書道ガールズとなり高校の青春を全て捧げた
日テレのズームインでやってた「書道パフォーマンス甲子園」。
あの様に全国放送で取り上げられる前の、愛媛県立三島高校書道部が、地元の活性化の為に書道パフォーマンスを始めた頃の話を軸にしています。

部長の里子は父親が書道の先生なので、部の中では一番字が上手い。
しかし、新任の顧問、池澤先生からは「つまらない書」と言われる。
里子は、書道とは「個人が向き合う物」という考え方で、同級生で親友の美央が部活を突然辞めた事にも無関心だったし、後輩の面倒見もよくない。
里子の様に「そんな周り道して。無駄な事に私を巻き込まないでよ」という考え方の人間は、大人になっても大勢いる。
里子の場合は父親からのプレッシャーもあって、自分の殻から抜け出せなかったのだが、色々な(小さな)事件が起こって、だんだん周りが見える人間に成長していく。

私が一番好きだったのは、文房具屋の娘の清美(なんと高畑充希ちゃんじゃ、あーりませんか!)。
池澤先生の書を見て、「これだー!」と一直線になるところや、怖い先輩・里子にも堂々と自分の意見を言い、たった一人でも公園で書の練習をする。
それに、同級生の小春の事もちゃんと見てるし、彼女、ぜんぜんKYじゃない。
彼女がまず動いたから、書道部も動きだし、里子の心も動かせたのだ。

実際の高校生には、この映画の様な人間関系は無かったと思うのだが、「書道パフォーマンス甲子園」という現実に、上手く人間ドラマを入れた脚本で、感心しました。
くりふ

くりふの感想・評価

3.5
【墨汁少女】

あれ? 「女子高生が書道で町おこし」…したの? 等、2時間ある割には、物語の未回収ぶりに不満も多いのですが、書に向かう少女の力強さが顕れていた所はとてもよかったので、みた甲斐はありました。

しかし本作の少女たちはストイックですね。これは墨汁の漆黒に呼応していましたが。灰色に薄まるってことがなく、みんな頑固。

書道部各メンバー、それなりの魅力でしたが、成海璃子演じる里子の強さがやはり特出していました。その落ち着きぶりもすごかった。初登場時は気だるさまで醸し、あなたが顧問の先生じゃないの? て思ったり。

彼女しょっちゅう、眉間に皺寄せていて、このトーンが最後まで変わらない。個人的には、最近みた中では珍しく、頑なに残る少女像で尾を引いてます。

逆に、大人が弱い弱い。凝り固まって、疲れて、壊れて、という情けなさ。だから、少女たちと大人の間に挟まる、顧問の若い先生の無責任ぶりが、かえってリアルに響いてました。あれ、うまい処世術だと思ってしまった。

書道パフォーマンス大会の運営も、実際は大人が骨を折って助けないと、実現は難しいと思うのですが、そういうことをする人物は表に現れない。どうも、もう大人には期待できない、と欄外で言っているような感じです。

そんなわけで、里子の両肩にはけっこう重いものが乗ってゆくのですが、彼女、それを受け止める力持ち、なんですね。これ、よいのか悪いのか(笑)。そして実際に20キロあるらしい、大筆にすべてを託すことになりますが…。

書道パフォーマンスは、演技者の主観になる位、カメラに寄って欲しかった。ちょっと素っ気なかったです。

しかし、里子の戦士ぶりは伝わりました。大股開きで踏ん張り、つるはしで地面を抉るように書を叩き込むその姿は、いや美しいのですが、あまりに力強くて、そこで書かれる文字からも、お産のメタファーのようにも見えてしまったのですが(笑)、そのうち、何やら、銃を筆に持ち替えたサラ・コナーのようにも思えて来ました。

しかし本作でジョン・コナーに当たるものが何なのかは、よくわかりません。やっぱり女子高生にそこまで背負わせちゃいけないよなあ、と思った次第。

書をするのに、長髪を垂らすのは邪魔では、とはじめ思っていたのですが、里子のポニーテールは、パフォーマンスに揺れる、彼女の心の筆なんですね。だから茶髪でなく墨汁色。これ、勝手に納得して楽しんでました(笑)。

<2010.5.23記>
王道の青春映画で、誰もが無難に、楽しめるような作品。そんな印象でした。
ベタで、先が読めるストーリー展開なんだけど、逆にそこが良いと思いました。
たとえ、斬新であっても、ストーリーが、ややこしくて、何が言いたいのか分からないような映画よりも、万人受けするような直球の映画の方が、作品の世界に、入りこみ易いし、素直に感動出来るので、断然好き。最初は、皆、バラバラなんだけど、一生懸命努力して、最後には、まとまって、一つのことを成し遂げるってパターンの青春映画は、何度見ても、飽きないし、大好き!
やっぱり、青春映画は、このパターンが一番グッとくる!!!!!
実話を基にした作品だと聞いていたので、もっと、地味な映画かな?って思っていたんですけど、意外と、笑いも、随所にあって、楽しませてくれたり、友情や親子愛などを絡めて、泣かせてくれたり、故郷を思う気持ちの尊さみたいなものを気づかせてくれたり、一つのことに一生懸命に打ち込むことによって得られる充実感や達成感の素晴らしさを教えてくれたり、ラストの「書道パフォーマンス甲子園」では、見事なパフォーマンスを披露してくれて、盛り上がり、感動させてくれたりと、とても見応えがありました。
成海璃子さんらの吹き替えなしの熱演も、圧巻でした。
映画を見終ったあとの爽快感も、格別で、元気になれる素敵な青春映画でした。
ラストに流れたファンキーモンキーベイビーズの「大切」も、心に響きました。
あ、それから、坂口涼太郎さんは、「ソフトボーイ」にも、出演されていましたが、この手の脇役は、似合いますね^^
僕の大好きな映画「見えないほどの遠くの空を」に主演した森岡龍さんのとぼけた演技は、ツボでした。最初、誰だか、分かりませんでした(笑)。
シリアスな演技だけではなく、意外と、コメディー演技も、上手いので、感心してしまいました♪
haru

haruの感想・評価

3.1
ストーリーが王道で、先の展開が想像できる作品でしたが、部活の良さを感じる作品でもありました。
qp

qpの感想・評価

4.0
 シャッター街へと変わっていく愛媛県の田舎町と、そこの高校の廃部の危機であった書道部の変化のお話です。

 この映画のメッセージは青春、田舎という題材を取り上げた数ある映画と大差ないと思います。実話を基にしているものも増えてきています。その中で、各女性陣の演技が非常に良かったです。コメディーパートはどこまで実話か謎ですが、結構笑えるシーンが多いです。

 自分の中学、高校、大学と思い出しても書道部なんてものは記憶の片隅からも出てきません。そのような書道部には色々な人がいてドラマがあってって感じです。だから、この書道部を取り上げたというだけで、国内でも海外でも面白い着眼点になると感じました。

 パフォーマンス甲子園についてはよくわかりませんし、書道や紙質、題材となった町もよく知りません。でも、何事も楽しくやろうという気持ちにさせてくれる作品でした。
Snowman

Snowmanの感想・評価

3.2
2010年公開の邦画。
成海璃子、桜庭ななみ主演。
物足りない感じもするけど、全体的にはまとまった作品。成海璃子と桜庭ななみの二人は実力のある若手女優さんです。
本来、書道とは書くことで文字の美を表そうとする東洋の造形芸術。それを音楽に合わせて巨大な紙に数名で書き、競技という形にした書道パフォーマンスを私は映画化される前にテレビでたまたま見て、みんなで力を合わせ必死に頑張る姿はキラキラしていて、彼女たちの作品の芸術性の高さに驚き、その感動を知っていた。

映画の中の彼女たちが吹き替えなく演じた書道パフォーマンスはどれも一生懸命さが伝わってきた。とくに一番最後に書いた成海璃子の力強い字は特に素晴らしかった。
気に入っているのは「私たち、書道部だよね」と云いながら体力強化するシーン。あの屈んだ状態で音楽に合わせて筆を走らせるのは体力が必要だろう。

残念と感じたのは、住む街の活性化、成海璃子演じる里子の成長、その仲間のエピソード、顧問の変化、どれもベタなものばかりで中途半端なままだったこと。
それから墨が登場人物にかかるシーンが何回もあったことにウンザリした。

2011/10/13
masato

masatoの感想・評価

3.3
紙が有名な町の町おこしのために、書道パフォーマンス甲子園を開催して町を盛り上げた実話を基にした青春映画。

書道×音楽×ダンスが融合したパフォーマンスに見入っちゃいます。
学校の黙食の時に流れて、私が書道部だったのでクラスの子たちに馬鹿にされながら見たのであまりいい思い出ではないWWWWW
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