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Kuma

Kumaの感想・評価

1.9
ドタバタと違い、今回は話があるので、サイレントだとちょっとわかりにくいかも…。
Work、The Policeなどかつてのチャップリン作品の断片+新たな場面を挿入して作られた作品。

ある邸宅に掃除夫としてやってきたチャーリーのドタバタ。
おっ⁈ 😳…いきなりチャップリンの顔が、どアップで映ります😊

この理由は最後に書きますね🤭


①無線爆破装置を体験するナット大佐
②ナット家の新入り清掃員、チャップリン
③2人の泥棒と、それを追う5人の警察官

泥棒の内、一人がチャップリンの旧友という設定で、ナット大佐の屋敷に忍びこみ…この三組が絡み合うドタバタコメディ(^◇^;)



さて、ここからは冒頭の
チャップリンどアップ秘話(՞ټ՞☝

今作は、チャップリンがエッサネイ社という配給会社から次の会社(ミューチュアル社)へ離れて行く時期の作品🎞
正式にはチャップリンの承認が取れていないため、チャップリン映画としての著作公認はされていない。

エッサネイ社はチャップリンが当時ドル箱スターだったため、やっつけ仕事のように映画を次々と製作するようチャップリンに求めたらしいです( ˘ω˘ )

この時期から、チャップリンは映画製作を深く考えるようになってきたそうで、1作1作を、より時間をかけていい作品にしようとして作り上げていったために、製作のペースが落ちたのが原因で次の会社へ移籍したと伝えられています。

エッサネイ社は製作途中で打ち切られた今作をどうにかして世に出そうと冒頭にチャップリンを持ち出し、いかにも人気のチャップリン映画ですとアピールするがごとく使用したと言われています。

さて、100年も前の話しなので
真実はどこにあるでしょうか…(^_^;)

このレビューはネタバレを含みます

チャップリン公認未使用フィルム作品
3つのもめごと


1918年作品。
監督レオホワイト、チャールズチャップリン。
エッサネー社作品。


チャップリンがエッサネー社退社から未使用フィルムを使う許可を得て作った作品。

共演者のレオホワイトが監督。

原題「triple trouble」

正式な作品ではありませんが、なかなか貴重な作品だった。

一方は、付け足したのはと言って良いと思うが、とある爆弾装置を発明したおじいさん。

そこに清掃人としての設定のチャップリン。未使用からか画面が荒い、テレシネが見切れて顔が半分という感じの悪さだ。チャップリン、ゴミを掃除してはすぐ吐き捨てる、人にかける、といつもの調子。

そこに爆弾装置を狙う泥棒と5、6人からなる警察が室内であとづけのドタバタ。

もうひとつが、「キッド」ででてくる安宿の設定がここに出てくる。
本作では、やっぱり泥棒とやかましい人がチャップリンに絡み、殴り、盗んだ物を盗み返す活躍。
人の足に火をつけたり
喧しい人を瓶でなぐったり(ここらへんがモラル的にカットになったのかなと邪推)

これは、「キッド」の子役ジャッキークーガンと宿屋の泥棒をやっつけるギャグに進化している、必見の元ネタ。

ラストは爆弾落ち。爆発してチャーリー床下から顔をだすという「死霊のはらわた」のような床から顔出し、見切れる瞬間がかなり笑顔だ。

未使用フィルム映画化ってやっぱり存在する。

ジャッキーチェンの「鉄指拳」
ブルースリーの「死亡遊戯」「死亡の塔」など、人気俳優、コメディアンの不遇な遺産のようだ。


さて
3つのトラブルでございました。