新東宝時代から中川信夫組だった石川義寛の時代劇女侠客モノ。女郎の娘だった軽業太夫・宮園純子が佐渡から島抜け、ご金蔵破りと悲恋の復讐に挑む。
高田宏治脚本なので要素が無駄無く取り込まれ、バッドテイスト…
お役人にレイプされた上に目の前で好きな男を殺された主人公が復讐を誓う話。色んなタイプの男が出てくるわ、レズ展開もあり中々の闇鍋状態だが、いかにも東映のイメージ通りで結構楽しめた。佐渡では主人公の毒婦…
>>続きを読む村井国夫がめちゃくちゃ呆気なくギロチンにかけられるところが良きー。
クライマックスの拷問はかなりねちっこく描かれていて気に入ったが、どういうタイミングで終わらせるのかワクワクしてたらかなり呆気なく処…
『緋牡丹博徒』と「異常性愛路線」が始まった1968年の東映。
その影でこんな怪作があったか。
権力者に強姦された挙げ句、好きな男を眼の前で殺された女の復讐劇だが、中川信夫の弟子だけあって怪奇映画の…
復讐、強姦、拷問、ギロチン、レスビアン、刺青、盛りだくさんで面白かった。実録や異常性愛や任侠を合わせた感じ。宮園純子がどーなんだろと思ったけど、鎖をギュンギュン回したり、背中に卒塔婆を挿してたり、返…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
綱渡りの大道芸で脚光を浴びるお百
美貌と気っ風の良さも持ち得る彼女は
傲慢な親方が吐きだした出生の秘密により失意のどん底に堕ちてしまう。
かねてより彼女の俊敏さに目をつけていた浪人新九郎は
高慢な役…
宮園純子という人に魔性の魅力があるらしいのだが、そこがどうも納得しがたい。美人だとは思いますけど……。
話もそんなに面白くはない。ただ屋外シーンがいまひとつな点を除けば美術も編集もそつがなく、…