前に見た戦前の作品と比べるとテーマに沿った職人的なスタイルになっている印象を受けた。
さまざまな理由で家庭にいられなくなった少女たちの更生施設。
オープニング、城からティルトダウンして校庭でバレーボ…
非行少女とは言うけれど皆こころの優しいおんなのこ達。元はと言えば勝手な大人達が原因である。悲しい現状ばかり。
ある少女がこどもを産み、生きる目的を見つけ輝き始めるシーンがとても素敵だった。
最後は観…
頂上に城郭のある山の麓の女子更生施設。多くの場面で山上の城郭が背景に入る。奥行きの構図だけでなく、上下の位置関係にも注意が払われている。蛇行する山道(これも清水宏の刻印)を進む施設の娘たちが下に見え…
>>続きを読む冒頭の第三の壁を破って観客を見つめる少女たちのショットは最後のナレーションにつながってくる。
タイトル通り問いかけの映画。
そびえ立つ丸亀城が高低を際立たせる。頻出するお面と戸や障子の効果的な使用が…
マキノが戦時中に『ハナ子さん』でやったことを戦後にサンプリングしてる
戦時中の皮肉が戦後にも通じてしまうという多重構造の皮肉
腹違いの母にボロカス嫌味を言われたあとちゃぶ台をひっくり返すショットが…
問題を抱えた少女達の更生を支援する施設のお話。
立ち直るきっかけを尽く壊していく世間の冷たさ…
香川京子先生の包容力は『しいのみ学園』から更に磨きがかかっていた。
家に帰した教え子との予期せぬ…
悲惨な家庭描写や社会描写をまざまざと見せつけてくる。施設から働き手を出すという話が上がると一斉に少女たちは職員室までわらわらと野次馬に来ることが、そっくり彼女らが社会へ出ると逆に見られる立場になる残…
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