一人鬱映画 第17弾
鬱ランク D-
これまたあまり鬱映画じゃない^_^;
けど、物悲しい雰囲気が凄まじい。
血で人を選ぶ近未来。不健康な体で生まれた主人公ヴィンセントは、社会の不適合者となる…
実は隠れたSFの名作だと思う。
物凄く人間的なテーマが描かれているのと美術がスタイリッシュでクラシックなのに未来的にも見えるというお手本のようだった。
ジュードロウはこの作品に出会えたから今があると…
【見どころ】
① 遺伝子で管理されたディストピア。
② ビンセントの経緯。
③ なりすましの過酷さ。
④ バレたら終わりの緊張感。
⑤ 終盤の畳みかけるドラマ。
⑥ それぞれの希望。
【感想】
遺…
ずっと見たいと思っていたSF作品だったけど、意外にもSFというより素晴らしいヒューマンドラマだった。
『身体を貸す代わりに、夢を分けてもらった』という台詞に思わず、「めっちゃええ話やん…」と呟いて…
最新の近未来表現なんだろうけど、どことなく古くてアナログ臭が可愛いかった
本物のジェロームが一生懸命に自分のDNAを残す姿がなんとも虚しかった
人間自分のためだけじゃなく誰かのために生きていると言っ…
個人的に、この映画は思い出深くサイエンスフィクションを描いた映画の中では3本の指に入るくらい好きな作品なんです。
優秀な遺伝子とそうでない遺伝子を分けた優生学を基にその人物の将来がもし決まってし…