スナップの作品情報・感想・評価

スナップ2015年製作の映画)

Snap

製作国:

上映時間:97分

3.1

あらすじ

卒業して8年。ヒロインは母校で行われる同級生の結婚式に出席すべく故郷に帰る。そこにはカメラマンになった初恋の相手の姿も。ふたりで数えた池の魚。思い出のベンチ。上書きされてなかった恋の痛みに、婚約者がいながら動揺してしまう女性の姿を、スタイリッシュな画面で綴る美しい青春映画。

「スナップ」に投稿された感想・評価

退屈さに寝てしまったので、お互いパートナーがいるけど初恋の人に対してはちょっと気持ちが浮ついちゃっても仕方ないよね、みたいな作品でしかなかった。画もダサい。あんなキスシーンの撮り方今どきやるんだ…と、意図の裏読みとかはせずストレートにつまんなかった。
JunIwaoka

JunIwaokaの感想・評価

3.5
2015.10.27 @ 28th TIFF

初めて観るタイ映画は、面白い映像演出でInstagramを多用する現代的な若者のラブコメディで、意外ないくらいにポップな甘酸っぱい青春映画だった。タイの瑛太か!と思うような爽やかなイケメンの忘れられないヒロイン役が愛嬌がなくあまり魅力的に感じれなくて、長く続くもどかしいシーンに少し退屈さを感じた。鑑賞後のQ&Aで登場した監督が思っていたよりずっと歳をとっていて、若い監督がスタイリッシュに描くロマンスかと思って観ていただけに、白髪のおじ様が「ロマンチックな気持ちは実在するものでしょうか」と言っていて唖然。エンドロールに見たFor those who were thereのような表記が印象に残ってたのもあって180度解釈が覆った。
写真という過去のある瞬間を切り取った事実に想起する気持ちは本物なのか、ただ美化しただけの偽物なのか。カメラマンの彼は学生時代から撮影してたから当時の写真に写っていない。よって回想によるシーンがなく、場所や物による思い出のすれ違いを二人のぎこちない会話で描く。階級社会の背景(だから彼女がヒロインなのか!)やタイミングの悪さもあって当時のままもどかしい関係性はなかなか変わることがないが、写真を意識して固定カメラで撮られた映画が唯一のロマンチックなシーンで変化をもたらせていたことに気がつく。
冒頭のInstagramで示されるように、写真にフィルターをかけて美化し、容易に共有することはできるけれど、そのときの気持ちは残るのか?本物だったのか偽物だったのかはそこに答えはなくても、いまは会うことはないそのときにそこにいた人、その事実に想いを馳せる。
ブログを更新しました。 『【TIFF2015】「スナップ」結婚が決まっていても、初恋の淡い思いは忘れる事は無い。』 ⇒ http://ameblo.jp/yukigame/entry-12087252731.html
angryaoi

angryaoiの感想・評価

2.9
インスタに美味しそうなスイーツをあげても、太っちゃうから食べはしない、ような。
やぎぎ

やぎぎの感想・評価

3.0
ふわ〜と思ったのは人はどうやったらなんにーーーもない日常を慈しめるのか、そもそもそれはできるのかってこと。初タイ映画!魚はもう寿命で死んだはずなんだけどそれを言わずにいる男の子が切なかった。
tm

tmの感想・評価

3.9
監督によるティーチインが素晴らしかった…思い詰まった作品改めて考えたら涙出そう

現代人は、ノスタルジアや愛情や悲しみを、スマホの加工で作り出せる
けどそれって本当の感情なのか?
じゃあ現代人は写真を撮るときどんな気持ちなんだろう?どんなときに写真を撮るのだろう?そんな監督の疑問から生まれたという作品

きっと監督のその疑問は解けてると思う、でも最後まで見ている観客にも考えさせる演出が素晴らしくてスキ
ただ、最後一気に畳み掛けるように過去がフラッシュバックするので、えっなに?!?!しかも雑?!?!と思っちゃう人もいるかも…
そこは監督のお話聞けて、意図が聞けてほんとによかったしストンと落ちた

一瞬一瞬は写真のように覚えていても、それがちぐはぐにつながって本当の記憶なのか、作られた記憶なのか、わからなくなっちゃう
そしてその記憶は国の情勢など、自分の意図しないことによってかき乱される…切ないいいいい
そんな人の内面をほんとうに細やかに表現していた良作でした◎
切ない系のラブストーリー。インスタに投稿する描写が印象的で映像が現代チック。
なのに監督は普通のおじさんだから驚きで、その点が一番評価すべきところかもしれない。
あまりにもメロドラマ感がすごくて、感情移入とかはできなかったわー。

最後の30分長かった。。(前方の席にて姿勢も辛くなった事もあり)

感じたまま書くとね、
インスタでオシャレ感出そうと、英語のハッシュタグつけてる感が逆にダサい(一生懸命すぎて)

そういうところあるからね、自分も。ハッとしたわー。

しかし、タイの友人関係に興味しんしん。
ウェットなような、ドライなような、不思議な距離感。
自分がヒロインだったら、カネと地位しかない上っ面だけの薄っぺら彼氏にビンタかまして「やっぱり主人公くんのほうがいい!」と、中盤で早くも宣言して映画が終わってしまうと思う(笑)。しかし実際そうならないのは、タイという国が持つ”現実”のせいでしょう。いくらSNSや最新デバイスが浸透しても、クーデターは起こり続けるし、結婚式では両手を合わせるし、軍人は偉い。その現実に直面しながら生きる男女の姿は、心の本質を撮ろうとする優しいカメラワークも相まって、切なくも愛おしかった。
西木寸

西木寸の感想・評価

3.6
足綺麗だな....

彼氏と何不自由無く暮らすヒロインの前に突然高校時代の友人が現れる。恋人未満、友人以上だった彼との関係。
そんな彼を交えて、高校時代の友人の結婚式に参加すべく故郷に帰る事に。
ふたりで数えた池の魚。思い出のベンチ。懐かしい友人と母校を回りながら、過去の恋愛を思い出す...

SNSの投稿写真を交えて、終始カラッとしているノスタルジー満点の青春映画。終始軽い気持ちで観ることが出来る。
しかし、あくまでそれは上辺だけ。作品のテンションと物語の骨格が全く一致しない。
物語の中心にあるのは、もう取り返せない彼との思い出にある甘酸っぱい切なさと、背後にクーデターの影が匂ういつでも転びうるお国柄の危うさ。このバランスがフレッシュで作品に奥行きを与える。

ラストの答え合わせで一気に???要素があったシーンがフラッシュバックして切なさが止まらない...
ただ、過去何があったかが結構わからないまま進むので、少しついていきずらかったかな...
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