シスタースマイル ドミニクの歌の作品情報・感想・評価

「シスタースマイル ドミニクの歌」に投稿された感想・評価

nodriguez

nodriguezの感想・評価

4.5
1960年代のベルギー。「ドミニク」という、たった1曲の歌でエルビス・プレスリーを超えるほどの世界的ヒットを叩き出した、歌とカリスマ性を備えたシスターを題材にした映画です。
何の予備知識もなく「天使にラブソングを」系のものかなぁと思って鑑賞のですが、全くそんな明るい話ではなかったです。確かにサクセスストーリーではありますが、家族から、修道院から、そして世間から束縛され、対立し、もがき苦しむ主人公の波乱過ぎる人生が描かれています。歌で成功を掴む人は、事実でもフィクションでも、必ず頂点から転落するような人生を歩んでいますが、この主人公の場合は転落の落差が激しすぎて、観ていて胸を抉られるようでした。
観賞後、明るく爽快なパッケージに反して、妙な虚無感と静かな物悲しさに襲われるような作品です。
ひろ

ひろの感想・評価

2.8
60年代に「ドミニク」という曲の大ヒットにより、世界的スターになったシスターの生涯を描いた2009年のフランス・ベルギー合作映画

全米ビルボードチャートで、アルバムとシングルの両方で1位を獲得し、エルヴィス・プレスリーやビートルズよりレコードを売り上げた女性。そんなシスタースマイルことジャニーヌの激動の人生を描いた作品。

伝記を観たら、実際の記録をある程度調べるようにしてるけど、この映画は本筋は間違ってないけど、細かいところが現実と異なっているのが気になる。ジャニーヌの人間性についても疑わしい。少し面白おかしく脚色している気がする。

このベルギーの歌姫となったシスタースマイルの人生は劇的だ。衝動的に行動するから、ひやひやさせる。彼女を殺したのが、国と教会とレコード会社なのは間違いない。そんなジャニーヌを演じたセシル・ドゥ・フランスの演技は素晴らしかった。ベルギー出身でフランスを中心に世界的に活躍する女優だけど、彼女の中性的な魅力が活かされていた。

日本でも流行したという「ドミニク」は、キリスト教の歌という枠を越えて愛される歌だ。確かに一度聴いたら口ずさみたくなる陽気なメロディだと思う。そんな名曲を産み出した女性の生涯に興味があったら観るといいよ。
marieru

marieruの感想・評価

3.5
割と好き。自分勝手過ぎてイライラする部分も多いけど、、本能のままに動いては葛藤し、最後は真実の愛情に包まれて幸せそう。
sun

sunの感想・評価

2.5
あまりにも自己中心的な主人公に共感できないが、 生きる意味を見出そうとする力が凄く感じられた。
☆☆☆★

或る程度の年齢に達した人。又はミュージカル映画ファンにとっては、デビー・レイノルズが主演した『歌え!ドミニク』であまりにも有名な歌の秘話。明るく楽しいメロディーの裏に隠された物語。

元々は、両親との確執が有った彼女にとっては、神に仕える事が唯一の心の支えだっであろう。だが、あれだけ世界中で大ヒットしてしまえば、それだけ世間が黙っている訳が無く。映画の始めの内に歌は大ヒットし、一躍時代の寵児となる。
修道側としては良い宣伝にもなり…って事で、もっと歌いたいとゆう欲求の強くなる彼女と、修道側との間で対立が起きる訳だが…。

映画は良い意味でも悪い意味でも、彼女が持っている剥き出しのエゴイズムを、後半に掛けて全面に押し出して来る。
どう見ても、歌の持つイメージからはどんどんとかけ離れて行く。教会の圧力によってどさ廻りまで経験するが、それでも大ヒットを出したとゆうプライドを、どこかに持ち合わせている様にも見受けられる。

今の時代に検証して見ると、教会側の時代感覚のズレもあるが、それよりも“自業自得”的な雰囲気も窺える。
真実を知り得てしまう…それって、あまり気が進まない場合だって有るとゆうことですね。

(2010年7月25日シネスイッチ銀座1)
nobitaro

nobitaroの感想・評価

3.0
ドミニクニクの歌を作って歌った修道女の半生の映画であるが、教会に利用され、『黄金のピル』の歌詞により教会に将来も閉ざされて、社会からも閉ざされてしまう。
実際の事実とは違う部分もあるようだが、映画という興行を考えれば、教会の圧力を全面には出せないだろう。しかし、実際の彼女がこの映画のように我儘で独善的であったかどうかはわからないと思いたい。
当時、予告編でよく流れていて、この【ドミ、ニークニクニク♪】のフレーズが頭から離れなくて暫く鳴り響いてました。。

それくらい耳に残るこの曲 誕生の映画。。

本編は…とくに面白い内容じゃなかったけど、これでもかというくらい【ドミ、ニークニクニク♪】が流れます。後半やらなくなると欲しがっている私(笑)これが洗脳なのですね。。
当然頭からこの曲が離れなくなりました。。
k

kの感想・評価

2.3
特に感動する点もなく終わってしまった。
ちょっと歌が上手いワガママなバイ(?)が、シスターの地位を利用して有名になって、金儲けに走った結果人生終わる話。
こうも裏切りを続けることができる人が居るんですね。
最後らへんで司祭が言う通りコイツ何でもかんでも他のせいにしすぎ。
ベルギー。
成功と転落の悲劇。

おてんば娘と呼ばれた気分屋のジャニーヌは叔母と衝突してばかり。
アフリカにも行きたい。
歌手にもなりたい。
周りの親友アニーもピエールも振り回されるばかり。

神父に悩みを打ち明けて、気分屋のジャニーヌは気分のまま修道院へ。

おてんば娘が禁欲生活に耐えられるはずもなく、なんとか許されたギターで、聖人ドミニクの清貧を貫いた生活を歌にする。

それを、たまたま見かけたマスコミがシスタースマイルと名付けて、謎の歌手を売り出した所、50万枚のヒット曲になってしまう。

修道院のジャニーヌは、自分の歌がヒット曲になってた事を知らなかった……

昨年(2014年3月)全く同じ様にイタリアのシスター・クリスティーナが美声を武器にデビューしてローマ法皇の前で歌いCDも売れたけど…
カトリックでは、とっても
珍しい事。
プロテスタントなら陽気なゴスペルで人気の聖歌隊も多いけどね。

終盤、転落したジャニーヌを支えた親友アニーの、死を厭わない献身的な友情が素晴らしい。

女性同士なので↑友情と言った
けど、アニーは明確な愛情でジャニーヌに接していた。
それを受け入れる素地をシスターの経験で得たからこそ、脆く儚く破滅的な、美しいラストになったんだと思う。
2015-4-5
歌子

歌子の感想・評価

1.3
主人公が、女なのにイケメンです。 修道院でも、吸引力で惹きつかられちゃうシスターたちw
性の境界をとことん曖昧にしていく彼らのゲイ風(文字通り)ですが、 一回転して、女らしさ男らしさにこだわっていく姿勢が面白かったです。 そっか~~~なんか人を惹きつけてやまないものは、根本が似ているのだな・・・と妙に納得しました。
基本シンプルなんですね。
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