No.478[喪失を巡る嘘、嘘を巡る寓話、寓話が巡る狂気] 70点
ホメイニ師が本作品を見てイランでの映画製作再開を宣言したと言われており、キアロスタミやマフマルバフやパナヒといった次世代の監督た…
この映画は、イランのある村に住む主人公の男と彼が飼う牛との特別な絆を描いた作品。村で唯一の牛を所有する彼にとって、その牛は単なる家畜ではなく、誇りと生活の中心そのもの。牛の世話をする日々は彼にとって…
>>続きを読む良かれと思ってのことだったけど、村のみんなが嘘つかなければ、腫れ物に触るように接しなければ、こんなふうになんなかったのかな?どんどんおかしくなってく感じがかなりホラー。善意が仇になったり、善意を貫く…
>>続きを読む「死ぬまでに観たい映画1001本」910+212本目
モノクロの画質はとても鮮明で綺麗。
題材は田舎の牛に関わる非常にローカルなわかりにくいストーリーなのだが、これより時代が後のイラン映画に比べ…
「牛」
イラン映画の中でも特に重要な作品と言われている「牛」の英語字幕版をネットで発見したので早速鑑賞。イランといえばキアロスタミだが、彼の作品は色んな面でストレートな作品が多いのだが、本作はかな…
【詳述は、『土曜の夜に』欄で】パゾリーニを上回るプリミティブな、共同体とそれを体現する存在の悲喜劇を描き上げた名作を、世紀末以来、今度はDCPで観る。貸出し·輸送·保管の面では優れたデジタル素材化は…
>>続きを読むこの映画のことを思い出すことがあるとすれば、それは台詞もなければ役名すらない(であろう)村人たちの表情、そしてその佇まいだ。今でもイランでこのような画を撮ることはできるのだろうか。
牛を実際に殺した…