【中東の実態を描く映画としてそれなり】
イラク・イラン映画。
イラク北部の村を舞台に、アメリカ軍によるイラク攻撃が始まる時期の難民や村人の様子を、サテライトという名の少年の目を通して描いている…
子供の生命力、パワーをひしひしと感じた。
サテライトや足の不自由な子の前向きな生き方、凄いと思った。
そして、アグリンの悲壮感にも共感。
私も女性なので彼女の怒りが伝わってくる。
現実に戦争や紛…
↓のレビューは。今はもう無くなってしまった映画レビューサイトに、鑑賞直後に投稿したレビューを。こちらのサイトに、以前のアカウントで移行したレビューになります。
☆☆☆☆
強烈な映画だ!
あまり…
戦争孤児の予言という魔術的非現実の先に、避けられない戦渦の現実を描くという手法が強烈なリアリズムとなって作用していた。冒頭の少女を見ている視聴者はある種の予言を頭の隅に入れながら観進めることになるし…
>>続きを読む地雷を掘り返すことを生業にして手足を失いながら生きる子供達。
言葉にすると眩暈のするほどの悲惨さが前提の舞台で展開する物語だが、とにかく作中の子供達は賑やかで異常なほど悲壮感がない。
特に主人公サ…
イラク戦争目前、トルコとイランの国境の境目にある難民キャンプ。サテライトと呼ばれる少年と彼が率いる孤児たちが今にも起こり得る戦争に備えながら生活する話。メタまではいかないけどかなりリアリズムがある。…
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