既に後の「生贄夫人」を予感させる精神的支配の構図を全編にみなぎらせながら、作品自体は極めて硬質な輝きを放つ、女体をキャンバスに鮮やかに描かれた小沼勝の前衛美術。シナリオの萩冬彦は小澤啓一監督のライタ…
>>続きを読む小沼勝の監督2作目。脚本は小沢啓一。自動車事故で不能になった夫。結婚前の男と遊ぶ真理。男は事故死。目撃者の男に恐喝され、もみ消す夫に、償いを要求されるが、もう夫に未練はない。背徳的な田中真理を凝った…
>>続きを読むよくは知りませんケドこの頃『キイハンター』とかってドラマがあったのですかね。今となってはちょいダサい様なタイトルですが、一応名は体を表す…とゆーか大筋としてはサスペンスもので+ハードボイルド系って感…
>>続きを読む大金持ちの奥様がヒッピー集団と遭遇したことで日常を破壊され、性の世界へと誘われる…というロマンポルノ初期作品。一見するとブニュエル作品のような内容に見えなくもないが、実際は軽薄な若者たちにおもちゃに…
>>続きを読む昔シネマヴェーラで観たが、泥酔していたので冒頭しか記憶になかった。
有閑マダムが変なヒッピーの男女に絡まれ、性と暴力の世界に触れつつ愛欲に目覚めていく変な話。
死んだような顔から、徐々に生命力を取…
不全になってしまった夫が暴力に傾倒していく様が興味深い。暴力はエロの代替となりうるか。女の強気な口癖を「言ってるときの唇の動きがかわいいぜ」と評して一気に形勢逆転する、これは手腕だね。田中真里のパジ…
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