このレビューはネタバレを含みます
二通りの解釈が同居する。
①三月は雄三の妄想
三月の死に対して、二人の人物がどのようにそれを受け入れていくかという物語。
二人とは、三月の姉と、三月のことが好きだった同級生。
共通点は、二人…
衝撃的、凄すぎる。
後述する1点を除いて極めて好きな作品になった。
仕掛け・構造が分かった瞬間に一気にのめり込まされ最後まで掴まれたまま没頭していた。唯一ネガティブに受け取ったのが、仕掛けが分かる…
拒否感を抱くような他人に信頼を置く過程がみれるのがいい、居なくなった人に残す心残りを、なにかに委ねることで我々は解消している
セリフの力強さが確かにある、言葉が食べ物のように頭の中に入り込んでくる…
演技にまつわる想像と信頼の話なのかなと思いました。
実際には見えていないのに想像力を働かせるとそこに信頼をおける何か。虚構が現実に働きかける本作の憑依が、映画における演技の構造に重なっている、とか思…
姉を憑依させたときの対話のシーンが迫真で、それが憑依なのか、それとも憑依している演技なのか、どっちかわからなくなるくらいのものは役者さんの演技力と脚本の力だと思いました。
AVのモザイク処理が仕事で…
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