グリーンルームのネタバレレビュー・内容・結末

「グリーンルーム」に投稿されたネタバレ・内容・結末

ちょっとよくわからなかった
結構ハイコンテクストな映画なんじゃないの、と思ってここ見たら皆理解出来ているようなので僕の理解力が足りないだけか
各陣営の行動原理が絶妙に理解できない
え、なんでここで殺さないの?とか

それで意味は分からなかったけれど嫌いじゃなかった

なんといっても殺戮の夜をなんとか越えた朝の森はとても清々しいものだったし
ラストシーンのボーイミーツガール感のある(理解出来てないから感覚でしか語れないんだ)雰囲気が良かった

もしかしたらブラックコメディー映画だったんじゃないかなとか思ってるんですが、どうなんですか?
今年最も「このハゲー!」と叫びたくなるパンク籠城スリラー。すげえ面白かった。

バンドがデッド・ケネディーズの「ナチ・パンクス・ファック・オフ」のカバーでスキンヘッズの客を威嚇する辺りからゾクゾクさせられっぱなし。
ひょんなことから絶体絶命に陥り怖い怖い。

事後の隠蔽計画込みで「一発だけで仕留めろ」とか言う嫌らしさがえらくリアルだ。
情もなく事務的に追い詰めていく気持ち悪さは排外主義の名に違わず、まったく恐ろしい。と同時に怒りを覚える。
なのでヘナヘナとした主人公たちの必死の反撃が決まると「やったぜ」というカタルシスが脳中を駆け抜ける。
これぞ閉所籠城ものの醍醐味。

よく考えるとそれは「やっつける」ことを旨とする奴らをやっつけるという、いけない醍醐味なんだよな。時々見ている自分にゾッとさせられたりする。面白いって危なさと紙一重だ。

適切なリアルさを超えている残酷描写もあるが、これはこれで唸りながら「この監督やるなコノヤロー」って感じ。訓練された犬がモニタースピーカーからのハウリングの音で逃げ出すのには考えさせられるものがあったが、俺は犬のことはよく知らない。
人として分かるのは忠義に過ぎて時に哀しい生き物であるということ。
そして、この映画で最強であること。
ハードコア・パンクバンドがネオナチ軍団と対決する話。

アントン・イェルチンの出演作で見たのは『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライブ』で、トム・ヒドルストン演じる吸血鬼を世話してる男だった。声が独特な人だよなーとおもっていて、この映画でもその調子の声だった。

すげー怖かった。『ベルセルク』の蝕みたいに圧倒的な戦力差でいいように滅ぼされる話が心底こわいので、この状況からしていやだった。

ネオナチ軍団というかライブハウスの経営者たちが手練れすぎて、前からこういったことに慣れてる様子なのが怖い。
アーントライツたちが人を殺すときに泣きだしちゃうのが、すごくよくて、殺人は怖いものっていうのと、主人公側が泣いてるとより怖い状況なのが伝わってきた。

破壊描写の出来や種類の多さ、誰がいつ死ぬかの唐突さもいい。
話は殺人を目撃して殺される話なんだけど、事実の判明のタイミング(ダニエルが彼氏で裏切るとこ)とか物語をどう突っ切っていくかよく考えられてるみたいだった。単純な話でも進み方でおもしろくなるんだな。ギリギリまで切り詰めてるのもよかった。

冒頭でトウモロコシ畑に突っ込んでるのは、遠いから夜通し運転してるのがわかるし、車に貼ったステッカーにFUGAZIがあったりナパームデスとかデッドケネディーズとかの曲を使ってたりしてた。
いちばんキチッてるのは最後から二番目の曲に感動/興奮して「それを彼女にぶつけた」あの男。
暴力が息を吸うように淡々と繰り替えされていく。
確かにこいつ死ぬだろーなーって奴は死ぬ。けど早すぎる!いい意味で早い!一瞬で死ぬ!展開がスピーディで飽きない!
敵の背後から迫るカッターナイフ。ハンドガンを拾いマガジンをセット。セイフティ解除し頭蓋に向けて2発。
このシーンすげーカッコよかったー
外人の名前を覚えるのが苦手なので、たくさん名前出てくるのがちょっとしんどかった。
ネオナチの知識がもっとあれば、より怖かったかもしれない。
お互いの力が意外と拮抗してる感じは緊張感あってよかった。
ネオナチ軍団がスキンヘッドばかりで顔と名前が一致するまでに時間がかかった。
カッターや消化器という武器からショットガン、ブッシュナイフと武器がグレードアップしていくがその度にメンバーが殺されてまたグリーンルームに戻るのが可笑しい。
ネオナチ軍団も殺るのか殺らないのか、統率が取れてるのか取れてないのか、とにかく回りくどくて途中から笑えてくる。
絶賛ではないが、なんやろ、好きな話し。

まさかの犬映画でクライマックスは泣かされた(笑)

『アグラをかいたモグラ』?
大興奮、大満足。
期待していた以上にハイレベルなスリル、恐怖を味わった。
パットが手首をパックリやられる場面では、あまりの緊張と痛々しいゴア表現のせいで思わずのけぞってしまった。
鑑賞中は終始胃がムカムカして、ときおり軽い吐き気を感じた。
ラストの何ともいえない徒労感もいい。
約90分の中にここまで強烈なバイオレンス描写が盛り込まれているとは。
こういうの結構好きなんです。あと、犬かいろいろ活躍する映画も好きなんです。
敵側の追い詰め方の甘さが物語の展開を退屈にさせてしまう。ジェレミー・ソウルニエ監督、痛さの映像表現は上手いのだが、それに追随する人物描写が希薄なのでイマイチ引き込まれない。頑張れ、ジェレミー!
>|