グリーンルームのネタバレレビュー・内容・結末

「グリーンルーム」に投稿されたネタバレ・内容・結末

 売れないバンドがライブした後の楽屋で殺人事件を目撃して、ライブハウス関係者から口封じされそうになる話。

 殺人事件を目撃しちゃって自分たちも殺されそうになり、楽屋に立てこもってさあどうやって脱出するのか? というアイデアは面白く、バンドメンバーに格闘技に長けてる人間がいたりライブハウス関係者側にも主人公たちの味方がいたりして、障害をどうやって突破していくのか興味深く見ることができました。

 ただ殺して来ようとする側のライブハウス関係者は結構少人数で怖くないし、証拠を残さないからという理由であんまり銃とかを使わずに殺そうとするんだけれど、簡単に殺人シーンがあってそれがあまり怖くなかったです。ワンちゃんとか急に出てきてあっというまに襲撃があって終わっちゃったりするので何が映ってるのかわからないまま終わる感じでした。もっと籠城する側殺そうとする側の経験や知識を活かした戦いが見られるのかと思ったら、普通に小競り合いを繰り返してるだけに見えてしまうのも不完全燃焼でした。
 
 とはいえ、ジャンル映画として90分楽しめる映画でもありました。
記録
A・イェルチン遺作。魅力的な俳優さんだっただけに残念です…
この映画を鑑賞したのは夜だったんですが、観たタイミングのせいか自分にとって劇薬的な映画となりました。この勢いだけでスコア5つけたいくらい(⌒-⌒; )
俳優陣も好きな方々ばかり…
イモージェン・プーツ、アリア・ショウカット可愛すぎましたね。
劇中、好きなバンドの音楽や名前が挙がった時は少しテンション上がりました。
ゴアな描写が多少大丈夫であれば気軽に観れる良い作品だと思います!
絶望的な状況のなか、頭も身体も使ってギリギリで渡り合い、一方的にさせない。めちゃくちゃ痛い思いをしながら少しずつ押し返して突破口を切り開く。
必死で足掻くのを見守りながら、無謀ながら思い切りがよかったり、戦法にこだわりを見せたり、妙に健康面に敏感だったり、それぞれの特徴が愛おしく思えて、気持ちのなかで一緒にバタバタしながら笑ってしまったりもした。
犬と掃除機がものすごく印象的。スカッと蹴り飛ばすようなとこも。
表紙の男女が生還。

思ったより規模の小さい話だった。
もっとエグいスプラッタか、もっと緊張感のあるスリラーか、どちらかに寄ってほしかった。もげそうな手首とか 腹裂いたあとの内臓とか もっと描写がえげつなくて良かったと思う。もしくは密室からの脱出劇に振り切るか。なんとも中途半端。

うーん つまらなくはなかったけど消化不良。アントン・イェルチンのためだけに最後まで観たって感じだ。
終わり方はよかった。
2017年 79本目

前日に死霊のはらわたを見ていたこともあって、グロ描写にはびっくりするものの耐性がついていて目を背けずに見ることができた。

楽屋という狭い空間の中で繰り広げられるネオナチとの頭を使った攻防戦が、最後まで予想がつかず最高だった。

警察官を追い払うためのアリバイシーンも新しいなと感じた。
アントン・イェルチェン出演作品。

これがラストか?


ツタヤでジャケット見つけて、まさか今このタイミングで彼を見つけられるとは思わず、内容もしっかりと確認もせずにレンタル(笑)

そんなにたくさん彼の作品をみてはいる訳ではないのですが、「オッド・トーマス」は凄く好きな作品でした。


売れないバンドが出演したライブハウスで殺人事件を目撃し、控え室に閉じこもって組織の人達から狙われる話。


何度か脱出を試みて、ライブハウスの外に出られたのに、慌ててまた控え室に一生懸命逃げ込むシーンにちょっと笑ってしまった(笑)


ただ、まさかの敵の親玉にパトリック・シチュワートがで出て、その存在感にちょっと圧倒されました。



どちらかというとバタバタ出たり逃げ込んだりしてるだけの映画で、中身はないです(笑)

彼の遺作だったのかなぁ…。
ちょっとよくわからなかった
結構ハイコンテクストな映画なんじゃないの、と思ってここ見たら皆理解出来ているようなので僕の理解力が足りないだけか
各陣営の行動原理が絶妙に理解できない
え、なんでここで殺さないの?とか

それで意味は分からなかったけれど嫌いじゃなかった

なんといっても殺戮の夜をなんとか越えた朝の森はとても清々しいものだったし
ラストシーンのボーイミーツガール感のある(理解出来てないから感覚でしか語れないんだ)雰囲気が良かった

もしかしたらブラックコメディー映画だったんじゃないかなとか思ってるんですが、どうなんですか?
今年最も「このハゲー!」と叫びたくなるパンク籠城スリラー。すげえ面白かった。

バンドがデッド・ケネディーズの「ナチ・パンクス・ファック・オフ」のカバーでスキンヘッズの客を威嚇する辺りからゾクゾクさせられっぱなし。
ひょんなことから絶体絶命に陥り怖い怖い。

事後の隠蔽計画込みで「一発だけで仕留めろ」とか言う嫌らしさがえらくリアルだ。
情もなく事務的に追い詰めていく気持ち悪さは排外主義の名に違わず、まったく恐ろしい。と同時に怒りを覚える。
なのでヘナヘナとした主人公たちの必死の反撃が決まると「やったぜ」というカタルシスが脳中を駆け抜ける。
これぞ閉所籠城ものの醍醐味。

よく考えるとそれは「やっつける」ことを旨とする奴らをやっつけるという、いけない醍醐味なんだよな。時々見ている自分にゾッとさせられたりする。面白いって危なさと紙一重だ。

適切なリアルさを超えている残酷描写もあるが、これはこれで唸りながら「この監督やるなコノヤロー」って感じ。訓練された犬がモニタースピーカーからのハウリングの音で逃げ出すのには考えさせられるものがあったが、俺は犬のことはよく知らない。
人として分かるのは忠義に過ぎて時に哀しい生き物であるということ。
そして、この映画で最強であること。
ハードコア・パンクバンドがネオナチ軍団と対決する話。

アントン・イェルチンの出演作で見たのは『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライブ』で、トム・ヒドルストン演じる吸血鬼を世話してる男だった。声が独特な人だよなーとおもっていて、この映画でもその調子の声だった。

すげー怖かった。『ベルセルク』の蝕みたいに圧倒的な戦力差でいいように滅ぼされる話が心底こわいので、この状況からしていやだった。

ネオナチ軍団というかライブハウスの経営者たちが手練れすぎて、前からこういったことに慣れてる様子なのが怖い。
アーントライツたちが人を殺すときに泣きだしちゃうのが、すごくよくて、殺人は怖いものっていうのと、主人公側が泣いてるとより怖い状況なのが伝わってきた。

破壊描写の出来や種類の多さ、誰がいつ死ぬかの唐突さもいい。
話は殺人を目撃して殺される話なんだけど、事実の判明のタイミング(ダニエルが彼氏で裏切るとこ)とか物語をどう突っ切っていくかよく考えられてるみたいだった。単純な話でも進み方でおもしろくなるんだな。ギリギリまで切り詰めてるのもよかった。

冒頭でトウモロコシ畑に突っ込んでるのは、遠いから夜通し運転してるのがわかるし、車に貼ったステッカーにFUGAZIがあったりナパームデスとかデッドケネディーズとかの曲を使ってたりしてた。
いちばんキチッてるのは最後から二番目の曲に感動/興奮して「それを彼女にぶつけた」あの男。