白い娼婦 花芯のたかまりの作品情報・感想・評価

白い娼婦 花芯のたかまり1974年製作の映画)

製作国:

3.6

『白い娼婦 花芯のたかまり』に投稿された感想・評価

山科ゆりが“白いドレスの女”に扮し、加虐の血を内に秘めた労働者の青年と聖なる少女を、捻れた兄妹愛の闇に誘い込んでいく小沼勝流ロマン・ノワール。
白い光に艶を持たせる安藤庄平カメラが美しくも不穏さを感…

>>続きを読む

小沼勝監督、桃井章脚本。クリーニング店の店員が、届けた先の女と口論、犯してしまう。それを観ていた女の兄は、妹がお活かされるのを見ることに喜びを覚えるようになる。兄は足が悪いという設定。
併映「女子大…

>>続きを読む

毎度話は全く面白くないけど男性女性のエロスを撮るに至っては天才の小沼勝。
相米慎二のお引越しとめちゃくちゃ似てるカットがあったよなと見返してもそんなカット見当たらず、あれはどこに行ったのでしょうか。…

>>続きを読む
3.1

追悼、小沼勝第4弾。

今回はクリーニング屋と
ある兄妹の話。

タイヤ痕つけちゃって
直して持っていくも
意地悪されてどんどん色んなの
溜まってくクリーニング屋と

車椅子の兄貴のために
獲物?を…

>>続きを読む

山科ゆりと出逢うシーンの青空が美しすぎる。小沼的な耽美な世界観。改めて感じる、山科ゆりはもう本当に本当に唯一無二な女優。こんなに無垢に狂気を表現できる女優はロマンポルノの歴史の中でも他には出なかった…

>>続きを読む

不具の兄のために売春し、その金で買春して兄に女を斡旋する山科ゆり。
近親相姦の代替行為にも思える。
そんな狂気の兄妹に巻き込まれる平凡な男女。

顔にアイロン・体に自転車痕・マネキンの使い方など、あ…

>>続きを読む
「白」を主題にした時の小沼は観念的になりすぎていて、残念ながらそんな面白くはない。

観念的。タイトル通り白い娼婦(山科ゆり)の白いドレスを少年が自転車で汚してしまう…
画面も白一色で統一されており、それについては他の小沼の映画に通ずる。
マネキンと遊ぶ山科ゆりのヤバい兄が両足がなく…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事