昼下がりの情事 裏窓の作品情報・感想・評価

「昼下がりの情事 裏窓」に投稿された感想・評価

一

一の感想・評価

-
虚栄心とかっぺ根性と欲求不満で自らを追い詰めていく白川和子がもう絶品。浮気をネタに宮下順子をゆすっておいて「泣かないで泣かないで」と自分も泣きながら彼女をなだめようとする様とかたまんない。この役のすべてが白川和子にしか似つかない。ワインでカウンターに書いた「マンション」の文字がバカバカしくて泣けてくる。
Cem

Cemの感想・評価

4.0
覗き見が趣味な金持ち爺さんと愛人。憧れていた青山のマンションへお引越し☆*:金蔓爺さんを繋ぎとめるための性行為は正直キツイ
70年代のファッション、東京、お部屋、音楽がオシャレで素敵*.∗̥⁺
好きな男の前でのくだらない見栄が笑える。好きすぎた結果、落ちぶれていく女の姿が辛い。真っ当に生きよう
C

Cの感想・評価

3.9
タイトルも周りの家を望遠鏡で覗くのもヒッチコックの裏窓を思い出すけど、ヒッチコックの裏窓をあまり覚えてなくてどこまでオマージュ?パクってるんだろうなあと思いながら。覗いて優位に立っていた方が覗き返され堕ちていく様が面白い。
相川圭子さんは後半に登場。
白川和子にお茶を出すときの緑と白のストライプの衣装が可愛い❤️
こういう自業自得で堕ちていく話大好きだし、覗き映画の傑作だとも思う。憧れのマンションに住むことができた上に同級生と再会してつい浮かれてしまう白川和子、欲望に忠実に行動するから素晴らしい。殿山泰司(覗きが趣味という特殊性癖持ち)がしっかり濡れ場をやってるのもおもろい。覗いてた立場の人間が、覗き返される立場になるのは上手くできてるなと思った。助監督は長谷川和彦!
大企業社長(殿山泰司)に養われているホステス嬢(白川和子)が、学生時代の恋人(谷本一)との復縁を契機にして、高額な金の工面を余儀なくされてしまう。「男で浮いて、男で沈む」という、女の慢心と哀歌を綴っている、人情喜劇路線のロマンポルノ。

ヒッチコック影響下のような「のぞき行為」が採用されているが、ドラマ自体は犯罪劇ではない。男女間の情事をもとにした「脱出不能」がテーマであり、のぞきは性生活に刺激をもたらす行為、または人生の落とし穴として織り込まれている。

殿山泰司演じるパトロンは、望遠鏡を使ったのぞき行為を趣味にしている老人。「もっとよく見えるわよ」の甘言につられて、主人公に高級マンションの一室を買い与える。自分好みのシーンをのぞくことができないと、たちまち不機嫌になるのが面白い。

情事の泥沼化ドラマでは、不倫に興じている宮下順子が登場。自惚れのカウンター攻撃を受けることになった女性陣が、つねに憔悴しきった状態で、謙遜しながらゆすりを働くところに喜劇要素が備わっている。
マンションに住みたくて住みたくて、青山のマンションを買ってもらう白川和子さん。覗きが好きすぎて好きすぎてつい愛人にマンションを買ってあげちゃう殿山泰司。西村監督のスタイリッシュな絵面にうっとりしつつ、お酒で書いた水文字が最高すぎて呆れる。