婚約者の友人の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『婚約者の友人』に投稿された感想・評価

フランソワ・オゾン、引き込む力が凄い。
パウラ・ベーアの心の変化も自然で違和感が無い。
わざわざ観に行った甲斐あり。
mon312
-

フランソワオゾン監督。戦後にフランスの青年がドイツの青年の友達だったと言って婚約者の家族を訪れる。謎めいた行動が最初は友達じゃなくて恋人だったんじゃないの?と思ってしまったが、実は純粋無垢だっただけ…

>>続きを読む

仏人青年に息子を投影し心を癒される両親
心優しい仏人青年の戦争への悔恨と苦悩
教会で懺悔をする儚くも美しい残された婚約者
車窓に映る戦争の傷跡
マネの絵画が意味するもの

「息子を犠牲に酒を飲むのが…

>>続きを読む
第一次大戦後。婚約者戦死の独人女性とその友人の仏人男性。彼が渡独した真の目的とは。真実と嘘、赦しと愛。彼は解放されたかった。心情がモノクロからカラー変化が秀逸。思い出のパリ。好意を抱いた彼女切ない。
DOG
2.0
まあまあ
3.5

12/39

評価の難しい映画。

友人の正体はわりと早めに推測がつくけれど、ドイツにいる間はほどよい緊張感と静かな余韻があり心地良い。

ただ、パリに行ってからがいまひとつ。
展開が必然性に乏しく…

>>続きを読む
ygarbo
3.9
オゾン作品記録
maru1
4.2
アンナに感情移入。モノクロとカラー、嘘と現実を行ったり来たり。

喪失感、愛を感じた瞬間、絶望と混乱、そして再生への希望。
ひとつひとつの感情の細かい粒子までが、くっきりと目に見えるような映像美に惹きつけられました———穂村弘(歌人)

________
 ̄ ̄ ̄ ̄…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事