冷たい熱帯魚の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

「冷たい熱帯魚」に投稿された感想・評価

アー君

アー君の感想・評価

3.5
人のうわさもナンチャラがこの時期かなと思いAmazonプライムで鑑賞をさせて頂きました。

数ヶ月前に製作サイドのスキャンダルで話題になっていたので、その時期に観ても客観性の低い批評しかできないのではないかと思い視聴の予定日を大幅にズラした。勿論そんな事をしても監督のプライベートに何かがあったところで映画としての価値は変わらないのは理解している。

この映画のベースである愛犬家殺人事件は学生の時にマスコミでも騒いでいたので知っていたが、その後にそれ以上の大きい事件が報道されたために、この事件をリアルタイムで知っている人も余り記憶にはないのではないかと思う。

大まかな映画の構成は実話の事件にサム・ペキンパーの「わらの犬」を足したような感じであった。
ただ決してモノマネをしているわけではなくオリジナリティのある作品であった。特に進行もテンポがあり、ここぞという場面でのジャングルビートの多用やこれからどうなって行くのだろうかという緊張感はあった。

マイナスポイントとして残念だったのは、見どころであるボデイ(死体)を透明にするシーンはそれなりに頑張っていたが、刃物による解体シーンは必要であり、結果の返り血と肉片だけでは映像の説得力に弱さを感じた。参考作品としてズレるかもしれないが、漫画家の日野日出志の作品で花を愛する男が女を食べて排泄物で植物を育てる話があったのだが、殺害後に養分にする行程処理は丁寧に描いていたので、この映画のゴアシーンは子ども騙しのようであった。

またキリスト教がアイコンとしてあるが、私は宗教学者ではないのでC調な解釈になるが、父性に対する劣等感が根強く残っている印象はある。キリスト教に限らずトーテムポールにも父殺しが象徴として祀られているとか本で書いてあったおぼろげな記憶があった。おそらく村田(でんでん)の最初の殺人は父親からスタートしたのでないだろうか。

そしてこの映画は結局のところ何を伝えたかったのかが見えない。庵野秀明のような私映画にも近い感じはするが断定もしづらい。
中盤までは素晴らしい展開だったが、後半から痴話喧嘩になりラストにかけての社本(吹越)の行動に理解ができずストーリーが破綻してしまった。原因は脚本が共作だったのか分からないが、離陸はできても着地の方法(場所)が分からずに終わらせてしまった印象。これが鑑賞後の素直な感想である。
グロい描写がたくさんあると元から聞いていたが、想像以上だった。登場人物みんながサイコじみていて、人の根っから持っている醜さというものがよく表現されていた。その後のラストまでの展開も予想外で、話に引き込まれていく感覚があった。
Koh

Kohの感想・評価

3.0
厳しい(DV?)監督の指示をしっかり、忠実に演じる俳優さんたちすごい

実際にあったおぞましい事件を元に描いているこもあるが、暴力的?な監督の内面のようなものを所々に感じた

狂気の連鎖は見応えあったが…
何が伝えたいのかが分からなかったり、あえてエンタメ性を削いでいるのか、個人的に観てて不快なシーンが多く、観た後に何も残らなかった
もちろん最悪な気分にはなるけど、そんな事よりも演技の凄みに圧倒されてる
でんでん、恐ろしい役者、コワイ、、
奇才・園子温と天才・でんでん。

これは…衝撃作品だ…

でんでんワールドの140分。

梶原ひかりさんの成長たるや。
"人生ってのはなぁ、痛いんだよオオォ"


すごいものを観てしまったけど、昔にも観てたわ。
冒頭からテンションの高さに不快になりつつも、一気に引き込まれた。
洗脳っぽいなあと思った。

エロ、グロ、バイオレンスがてんこ盛り。
登場人物みんなが少しずつ狂ってて、心の中の狂人が何かの拍子に顕在化するのかなあ。

嫌悪、恐怖と負の部分ばかりで観るの体力使ったわ。

でんでんの黒い演技に驚愕!!!
吹越満も素晴らしい!!!

で、これが実話だって⁉️
鑑賞日
2017.12.13

【当時の感想メモ】
グロとエロとクレイジー。でんでんの狂気的な演技が凄まじい。登場人物一人一人に深い背景がありそうで興味深い。
よくやった!
ツッコミ所もほぼ無く、次々と思った以上の展開に
キャストも素晴らしい
全員やばい奴。
豹変した社本がオレ様でかっこいい。
筒井さんの家が日本の家って感じで素敵。
ざき

ざきの感想・評価

3.3
ジャパニーズ父性なの?
なんか変な映画だな。面白くないわけではないけど。
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