蒼のシンフォニーの作品情報・感想・評価

蒼のシンフォニー2016年製作の映画)

上映日:2016年04月02日

製作国:

上映時間:95分

3.5

あらすじ

日本・韓国・朝鮮、三つの国境をまたいで撮影されたドキュメンタリー映画 日本には数多くの朝鮮学校が存在する 日本で生まれ育った在日コリアンのこどもたちが、民族の言葉や歴史、文化などを学んでいる。生徒たちは高校3年生になると、“祖国”である朝鮮民主主義人民共和国を訪問する。日本のメディアでは目にすることの出来ない「北朝鮮」の姿を、自身の心と体で感じ取る。 軍事境界線で、70年にもわた…

日本・韓国・朝鮮、三つの国境をまたいで撮影されたドキュメンタリー映画 日本には数多くの朝鮮学校が存在する 日本で生まれ育った在日コリアンのこどもたちが、民族の言葉や歴史、文化などを学んでいる。生徒たちは高校3年生になると、“祖国”である朝鮮民主主義人民共和国を訪問する。日本のメディアでは目にすることの出来ない「北朝鮮」の姿を、自身の心と体で感じ取る。 軍事境界線で、70年にもわたる南北分断の悲劇を目の当たりにする生徒たち。あちら側では外国人観光客がもの珍しそうに、こちら側にカメラを向けている。“北”から“南”を眺める「朝鮮」籍の彼女は、“故郷”である韓国の地に足を踏み入れることは許されない。 街を歩く生徒たちを見て、朝鮮人だと気付く人は誰もいない。見た目も話す言葉も日本人と全く変わらない。朝鮮人であるためにヘイトスピーチの脅威にさらされ、朝鮮学校に通うことで、高校無償化からの除外という差別にさらされている。人々の「善意」が口々に言う。「どうして日本人にならないの?」 国や社会から存在を否定され続けてきた生徒たち。そんな逆境の中でも、堂々と前を向き、しっかりと夢を語る。明るく笑い、歌う。“蒼”は青春の、けれども、くすみがかったこの空の色。だけど一人一人が、きっと大きく一つにつなげていくであろう、輝く蒼天の色。響きわたる、愛と希望のシンフォニー。

監督

「蒼のシンフォニー」に投稿された感想・評価

豆

豆の感想・評価

2.9
監督が若い。若さがみてて伝わってくる。。挿入されている音楽のセンスがちょっとわからない。たしかに日本人のもつ北朝鮮のイメージを覆される作品ではあるが、闇の部分も隠さずにすこしは映してほしいと思ってしまった。
熊

熊の感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

ニュースでみていた「北朝鮮」とは全く異なった様子がみられて、とても新鮮だった
ああ 当たり前だけど、ふつうに冗談をいって笑いあったりするんだなとか

朝鮮籍の人が日本でどんな風に暮らしているのか、今までまったく知らなかったし考えたこともなかったことに気付いた

いままでは生きて生活をしている人間として思い浮かべられなかった人々、いわば「顔のない」人々の、「顔」が思い浮かべられるようになった
ずっとその人たちは生きているのに、何も知らずにいた自分を恥ずかしいと思う 勉強したい
希望は環境のなかにではなく、心のなかにある。
n0701

n0701の感想・評価

2.5

このレビューはネタバレを含みます

茨城朝鮮初中高等学校の北朝鮮への修学旅行を追う。

日本で生まれ、日本で育ち、祖国北朝鮮、韓国を思う彼らは「悲惨な差別と偏見、幾多の困難に立ち向かいながら、それでも前を向いて生きている」。

そして初めて訪れた祖国北朝鮮は、日本で報じられるようなイメージと異なり、歌があり、温かみがあり、笑顔の絶えない国だった。

彼らは祖国での2週間で、何を学び、何を得て日本に帰っていくのか。



この映画は北朝鮮の内部(主に観光地)を映像を通して見ることが出来る。

正味、見どころはそこぐらいだ。

映画で伝えたいことは「朝鮮人学校への支援を止めるのは、そこで学ぶ子どもたちの権利を阻害する最低なことだ」ということだ。

つまり、朝鮮人学校の無償化に対する抗議が主な目的だ。

ちなみに、朝鮮学校は学校として認められているにもかかわらず、唯一支援を保留にされているのであって、学校と認可されていないブラジル人学校などは無償化はされていない。

物語は、その背景と経緯を基に北朝鮮での高待遇、道端でハゼを貰ったり、運動会に参加したりしながら、歌い、ちゃらけた内容になっている。

彼らは北朝鮮を祖国として繋がり、親近感を持ちながら、拉致問題や独裁政権などの政治的な問題とは一線を画している。

この矛盾がアイデンティティを苦しめているとしか思えない。

北朝鮮の子どもたちの歌とその動きは完璧だ。寸分のミスもないだろう。それをいとも容易くこなす姿は、おそらくほとんどの日本人の子どもは太刀打ちできないレベルだった。

だがそれは悲しみそのものだ。

何が彼らを歌わせるのか。これは最早、相対する「ユートピア」と「独裁国家」という矛盾による喘ぎにしか見えない。
それが北朝鮮の限界だ。

あたかもこれが輝かしい未来への歩みだと言わんばかりに美化し、臭い部分はひた隠しにし、蓋をする。


まさに、プロパガンダそのものだ。
Michelle

Michelleの感想・評価

5.0
北朝鮮の日常が映るドキュメンタリー映画。もしかしたらもしかすると世界で一番北朝鮮と関わりが強いのは在日朝鮮人なのかな。