北朝鮮強制収容所に生まれての作品情報・感想・評価

北朝鮮強制収容所に生まれて2012年製作の映画)

Camp 14: Total Control Zone

上映日:2014年03月01日

製作国:

上映時間:106分

3.7

「北朝鮮強制収容所に生まれて」に投稿された感想・評価

いち麦

いち麦の感想・評価

4.0
外の“自由な”北の姿を知らずに収容所で生まれ育ったシンが抱く、母国と韓国への異様な思い。だが一番心に引っかかったのは彼の対人感情のいびつさだった。彼を取り巻く米国若者らの浮かれ様も歪んで映った。
msmt

msmtの感想・評価

2.9
本当に現代における現実なのか?と、疑いたくなるほどの衝撃的な現実の世界が、
直ぐ隣の国では、まかり通っている。

価値観、倫理、道徳、何もかもが強制的に
無秩序に、正当化されてる世界に生きる人々の真実。

想像絶する世界
ぴょに

ぴょにの感想・評価

4.2

このレビューはネタバレを含みます

【ストーリー】
北朝鮮の強制収容所で政治犯の息子として成長し、奇跡的に脱北に成功した青年が体験した衝撃の半生を映し出すドキュメンタリー。幼い頃から強制労働に従事させられ、日々飢えや看守による暴力、さらには拷問にさらされてきた彼の痛ましい告白をカメラが捉える。監督を務めるのは、ドイツのドキュメンタリー作家マルク・ヴィーゼ。地獄を体験した青年の胸に浮かぶ複雑な心模様に胸が締め付けられる。
1982年、シン・ドンヒョクは北朝鮮の政治犯強制収容所で、収容者同士を結婚させる表彰結婚により誕生。生まれながらにして政治犯の烙印(らくいん)を押された彼は、死の収容所である14号管理所で幼少期から青年期を過ごす。6歳から強制労働をさせられ、外界のことを全く知らずに育った彼は、23歳のときに年長の収容者の助けで逃亡を図る。
【感想】
◯日本人でよかったと改めて心から感謝。
◯回想により語られる話なので、絵の描写がベースとなるが、所々北朝鮮の貴重な内部映像が見られる。
◯当事者の生の話であるため、リアルが伝わってくる。
chiyo

chiyoの感想・評価

3.5
2014/4/10
実際に強制収容所を脱走した男性、ドンヒョクの取材を元に制作されたドキュメンタリー。強制収容所での回想は全てアニメで描かれ、目を覆うような痛々しい描写も特にはない。が、映像よりも、当時の体験をただ淡々と語るドンヒョクに驚きの感情を抱くばかり。特に、ドンヒョクの告発で自身の母と兄が命を落としているのに、全く葛藤も後悔も抱いていないことに背筋が凍る思いがした。でも、それはドンヒョクに問題があるのではなく、環境がそんな彼を作ってしまっただけ。そして今もなお、彼が過ごした環境で同じような人が作られているのが問題。また、強制収容所の看守側のインタビューもあり、その人は自身の行いを悔いる発言はするものの、全く本心とは思えない。ただ単に、虐げた囚人たちからの報復を恐れているだけで、まるで武勇伝を語るかのような表情に虫酸が走った。
北朝鮮強制収容所で生まれ、外の世界を知らずに過ごし、
脱獄して、脱北した男性の実話のドキュメンタリー。
何年も前から見たくてやっとみれました。


本当に同じ世界とは思えない。

今の生活は、自由だけど、世の中の基本的思考がお金が全てで辛い。

収容所にいた時の方が心は純粋だった。

という言葉が感慨深かった。
空

空の感想・評価

2.9
うん、なるほど

間が多いドキュメント風なのでやや途中で眠気が

いやいや眠っている場合ではない、今まだそこでは繰り広げられているかもしれない現実

確かにこれは韓国の諸々が入っているのか?と思ったが、最後に語られる言葉が、多くの豊かさを手にすることによる捨てていっている何かがあるのであろうと思わせる

純粋さ、豊かさ、教育、環境それは人の心に何を齎すのだろう

自由とはなんなのだろう

考えるにはいい映画なのかもしれない
2014/3月12日

両親が政治犯だったため強制収容所で生まれ育った男性が、脱北後収容所での生活を語るドキュメンタリー映画。
脱北者男性の、激昂することも、泣くことも大笑いすることも無い感情表現という最低限の人権を奪われた姿を見ると、国連の動きは遅すぎると感じざるを得ない。

収容所の悲惨さは日本でも報道されているので少しは想像していたが、
その男性が

・北朝鮮から韓国に脱北した時に見た韓国の繁栄より、収容所を脱出し生まれて初めてみた北朝鮮の街の自由さに驚いた。

・脱走を密告するようには教育されたが、親が処刑された時に泣くようには教育されていないので泣いていない(母と兄を密告し、目の前で処刑された時にどう思ったか?と問われた時の答え)。

・お金がすべての韓国には住みたくない。北朝鮮が開放されたら戻って、お金が無くても自給自足の生活をしたい。

と語ったのが想像の域を超えていて印象的。

また、脱北者の中には看守や秘密警察という取り締まる側の人もいて、脱北者の集まりも複雑のようだ。
元秘密警察の脱北者が、
「私が北朝鮮にいた時は、ゲシュタポみたいに怖かった」自慢げに語った時には、北朝鮮の権力機構の根深い恐ろしさを感じた。

北朝鮮の人権問題の中には日本人拉致問題も含まれているので、国連特別委が厳しく調査をし、国際世論がもっと大きく動いて、一日でも早く解決して欲しい。
どぎつい話をたくさん盛り込んで、インパクトのある派手な内容にしているのではなく、聴いてるだけでじんわりとつらい、または経験したことがないから想像できないという恐怖を感じる。それは当事者にとっては日常的に行われていたので、淡々と話される。その様子もまたゾッとする要素を増やしてる。
Aya

Ayaの感想・評価

3.4
ドイツ映画だっけか?

これが実話なら本当に貴重な証言である。

ただ、私は6:4で眉唾ではないかと思っている。
L

Lの感想・評価

4.0
ドキュメンタリーは見る機会がないのだけど映画祭で鑑賞。
価値観の違い。親という存在の概念がない。愛を知らない。
賛否両論あるけれど見てよかった。
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