愚かな行いの記録。
1年間未解決のままのエリートサラリーマン一家殺害事件。週刊誌記者の田中が取材を始めることにより被害者一家の思いがけない実像が明らかになっていく。
「人間」であるゆえに羨望や嫉…
雑誌記者の主人公がとある一家惨殺事件を追う物語。
登場人物全員が陰湿なところを持っているのが、様々なシーンの端々から滲み出ていて気分が悪くなる。
ラストは衝撃的な告白があるが、全体的に抽象的でぼやけ…
誰かを「羨ましい」と思う気持ちは本当に苦しくて辛い。大嫌い。要らない感情だと常々思う。どこの家に生まれるかで人間の未来はある程度決まっている気がする。うちに来た猫にはこの家で幸せだ、良かったと思って…
>>続きを読む登場人物のクズエピソードを聞きながら謎が解ってく感じはとても好き。しかし、一家殺害の動機がちょっと弱いと思った。確かに夏原クズだけど、光子は警戒心がなさすぎた。ただ田向と夏原そこまでカッコ良くも可愛…
>>続きを読む(C)2017「愚行録」製作委員会