2017年公開映画51本目。
ザ・日本映画。
私に日本映画とは何かを語れるほどの知識は持ち合わせていないが、自然風景、漂う昭和の雰囲気、千住明の音楽が流れるオープニングタイトルの堂々とした風格は…
日本のドラマ的作品。
子供の頃の過去を持ったまま成人になって再会。そこにおきてしまった悲劇。いかにもという感じで見せている…犯人は誰なのか。
でも、この映画はそこではない、違うところに焦点をあてて…
過去から逃れるために自分を鎧わなければ生きていけない。
でも、それが周囲からの愛さえも跳ね返してしまうなら脱ぎ捨てる強さも必要なのかもしれない。
最後の台詞は「寒いでしょう」の方がしっくりくる気が…
(C)2017映画「追憶」製作委員会