暗い、辛い、悲しい、この三拍子が永遠と続き、主人公の気持ちを考えると自然と涙が溢れてしまう。
思い出の場所が悲しい過去とセットだとしたら生きてるのが辛い。
最後のシーン2人で船に乗って釣りをしてる姿…
現実はこんなもの、という落としどころが気に入った。
誰かが情に流されたり、何かの犠牲の上に誰かの幸せが成り立つというご都合主義な形でうまく収めなかったところがよかった。
それぞれの場所で、その時で…
喪失を抱えた男。
それもとんでもなく辛く苦しい過去の出来事。
どんなに辛くても惨めでもそれでも生きていく。
これは苦しみの解消方法を提示してくれる映画ではない。
苦しみと向き合いながら生きていく1…
あの訛りはまだかまだかと待ってたら、まさかのマンチェスター違いだった笑
が、構成に地味〜に引き込まれ最後まで見れた。
傷や記憶と場所ってけっこう影響しあってて
向き合いきれない場所からは離れていい…
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