しあわせの帰る場所の作品情報・感想・評価・動画配信

「しあわせの帰る場所」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

唯一の味方であった母親の死。DV気質で自分に対し虐待まがいのことをしていた父親、年齢の近い叔母など、親類で関わるなかで家族の絆を取り戻す…ていうお話なのですが…
過去と現在が行ったり来たりなので、一瞬頭がこんがらがった。マイケルと自分を重ね合わせているということなんだろうけど。

そりゃ良いことも幸せを感じる時もあったんだろうけど、そんなので父親とのいざこざは晴れるものなのか?と疑問。鬱憤の晴れ具合が一瞬すぎてびっくり。ビデオの数秒で変わるものなのか。父親の性格は変わるものなのか。

庭の蛍をラケットで打つシーンがあるんですが、蛍が飛び散っていて、衝撃だった。
息子を目の敵にして責める父ウィレム・デフォー、傷ついて父を憎む息子、慰める母ジュリア・ロバーツ。その家で同居することになった年の近い叔母。続いて現代を舞台に、帰省したライアン・レイノルズと妹が再会。すると、デフォーとロバーツが乗った車に少年が飛び出して来て事故を起こす。
…レイノルズが後の息子なのは察したが、しばらくの間、時制と人物が混乱する構成だ。過去も現代もドライヴする場面を重ねてあり、デフォーとロバーツが老けて見えず、しかも少年と昔のレイノルズが紛らわしいので、もしや時空を超えたSF?かと思っちゃった。えっ、妹いたの?って話だし。
要するに、少年の母エミリー・ワトソンはレイノルズの叔母であり、2人は子供時代の思い出を共有する親友的関係。憎き父とは今だに確執してる。息子ばかり責める父。その父を責めた母。妻を責めるレイノルズ。事故の原因を作った自分を責める少年。映画は過去と現在を重ね合わせ、突然の母の死を弔いながら、改めて家族と向き合う…のだが。
いやいや、物語の大事な部分を思い切りすっ飛ばして急にまとめられても訳わかんないぞ!父親は自分の劣等感や弱さを息子に八つ当たりの虐待しといて、それでも心入れ替えて幸せな時期もあったとされるけど、でも作家になったレイノルズは著作で復讐しようとしてた訳で。それをいつの間に許したの?妹は?秘密を持ってた母は?叔母さんとはそれだけ?野球に魚釣りに蛍、亡き人を思う時計のエピソードと時間や人物の繋がりとか、本当は大河ドラマとして連綿と描かれ見えてくるはずの家族サーガを強引に端折ったとしか思えない。しかも一番観たいところを。デフォーや子役たちの演技は良いのだが、展開の裏付けが足りなすぎ。どうしてこうなった。
トミー

トミーの感想・評価

2.5
人間関係がよく分からないまま物語が進行するし、ちょくちょく回想シーンが入って時系列がバラバラだし、いまいちパッとしなかった。 一つ言えるのは、ウィレム・デフォー演じるクソ親父が自分の父親と被るとこかな(笑)
苺

苺の感想・評価

3.7
厳格な父親に育てられ、嫌でたまらなかった主人公。
小さい頃の辛い記憶っていつまでも残ってしまうんだと思う。
母を亡くしたことで更に傷ついてしまうんだけど。
複雑な家庭環境がリアルで現実的ながら考えさせれました。
ウィレムデフォーの嫌な父親ぶりがハマってて凄い。
父と息子の確執がありながら、家族愛を感じられる作品でした。
ライアンのこういう役、今になって観ると凄く新鮮で良き^ ^
may

mayの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

子供時代のトラウマは案外いつまでも
心に残りそれが全てであった様に感じるのかも知れない。

人間は嬉しかったり、楽しかったりする事より、満ち足りなかったり、悔しかったりする事が、より深く心に残っているものなのかも知れない。

私自身母親とあまり気の合う子ではなかったので、反抗したり、母の言う通りにしない事が沢山あった気がする。
母が生きていた頃は。

でも今なら色々な事が分かる。全部母なりの愛であったと。それが私の中の"理想の親"と少し違っていたのだと。

マイケルの父は支配的で完璧主義者。
母リサは愛情深いチャーミングな
女性だった。

作家になったマイケルは17年ぶりに帰郷して久々に家族達と会う事になっていた。
両親、妹、そして叔母家族と。
その日事故は起こる。父チャールズの運転していた車が事故を起こし、助手席に乗っていたリサが亡くなってしまう。

その事から物語は動き出す。急に飛び出して事故の原因を作った甥のクリストファー
は自分を責めて、殻に閉じこもってしまう。
マイケルはそんな彼を見ていると、幼い頃
抑圧されて苦しんでいた様な自分と重なったのだろう。
広い草原をやりきれない想いを抱いて走る
クリストファーは正しく小さい頃のマイケルであったと思う。

ある日マイケルは母の遺品を整理していて
驚く程高額の電話の通話記録を見つける。
誰であるのか確認すると、それはお葬式にも来ていた大学時代の両親の友人であった。

マイケルは彼に会いに行き、その頃の母の幸せを思い、感謝の言葉を述べる。
母は決して父親に束縛されついていくだけの人ではなかったのだ。

マイケルの中で色々な事が府に落ちてくる。
最後父が出して来た8ミリの映像はマイケルの誕生日を皆で祝うものであった。
あぁ、幸せな日もあったのだ。こんな風に。

この映画は確執をずっと解消されなかった
父と息子が母の死を通して再生する予感を感じさせてくれる作品であった。


2020.3.28 自宅にて
mmmman

mmmmanの感想・評価

4.2
幼い頃の記憶に苦しめられた人ほど、
人には優しくなれる。本当に愛してくれた人の愛で、彼はこれからも生きてゆくことができる。
はっち

はっちの感想・評価

4.0
レンタルで借りた吹き替えのない映画だったのでマイナー映画だと思いますが、すごい豪華キャスト。少し複雑な家族構成で息子に対して愛情表現が下手な父親との溝を描いている。親だからといって完璧な人間ではないことをとても良く伝えられている映画。
まぁこ

まぁこの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

Google Playで100円レンタルになってたので鑑賞。

しょっぱな昔の車の中での回想シーンで、マイケルのお父さんがスパイダーマンのグリーンゴブリンの役者さんでびっくり(笑)
そしてライアンレイノルズはデップーのイメージが強すぎて、真面目な役が違和感(笑)
そしてこの映画ではぽっちゃり気味?
ジュリアロバーツはワンダー君は太陽でもそうだけど、良いお母さん役が似合うし画面に出てくると華があるなぁと思った。

話の中身的には、静かーに話が進んでいく感じ。
自分も小さい頃父親が厳しくて、昔の自分と重ねて観ちゃう部分があってちょっと辛かった。でも昔のマイケルと従兄弟の行動とか描写が重なるのは良かった。ちゃんと従兄弟を気にかけてあげてるのも偉い。
個人的には不倫は反対だけど、マイケルのお母さんが辛い家庭環境でも笑ってホッとできる場所があって幸せだったと思う。
マイケルが最後お父さんとの距離が縮まった感じも良かった。

そしてマイケルのお母さんの不倫相手の人もなんか観たことある顔と思ったら、古い方のファンタスティック4のミスターファンタスティックの人なんだ!全然思い出せなかったけどスッキリ。
厳格な父チャールズに幼少時から反発心を募らせてきた小説家マイケルは、家族の集まりで17年ぶりに帰郷することに。
ところがその途中、思わぬ事故で母リサが亡くなってしまう。
優しかった母を失ったことで、マイケルと父の確執はますます深まっていく。
そんな矢先、マイケルは遺品整理の途中で母の意外な秘密を知る。


父親は厳しいが、妹や従兄弟たちがマイケルを想ってくれているし、小さい頃に父親に厳しく当たられているのも知っていることもあり、みんなマイケルを想いつつもダメなところはダメって言える関係もいい。
そしてマイケルには恋人もいて赤ちゃんも生まれるし、母の死後また厳しい当たりだったが、母の死で父親との関係も良好になりつつあって、これから距離を縮めていってほしい。
マイケルと従兄弟の子供が自分と重ねって見えていたのもよかった!
Beeske

Beeskeの感想・評価

3.2

このレビューはネタバレを含みます

虐待だよね……それでも子どもは親を求めるんだよね。愛してるなんて本当の気持ちで言えるのかな。自分には最後まで、父親が不器用だから愛を表せないとは思えなかった。母親も表面では理解者代弁者だったかもだけど、不倫してるし。どこかしらに歪みがある無理がある家族だったんだろうな。そんなで、最後過去のビデオ見てわだかまりがなくなるなんて、そんな軽いもんじゃないと思うけど。うまくまとめたかったようにしか思えない。
大人になったマイケルが自分も辛いのにクリストファーの気持ちに寄り添う姿が良かった。
>|