ウインド・リバーの作品情報・感想・評価・動画配信

ウインド・リバー2017年製作の映画)

Wind River

上映日:2018年07月27日

製作国:

上映時間:111分

3.9

あらすじ

「ウインド・リバー」に投稿された感想・評価

YukiN

YukiNの感想・評価

4.0
『あの子は、強い』

MARVELコンビが主役のサスペンス映画。

これが実話という点はとってもむなくそだが、派手さが無いからこそ表現されているリアリティに魅入ってしまった。

雪の上を裸足で走る。
それほどの嫌悪感。
彼女は何を思いながら走り続けたのか。
李鸕妬

李鸕妬の感想・評価

4.5
胸苦し過ぎる実話
世界中の人が幸せであって欲しいって本気で思った
T

Tの感想・評価

4.0
最後のエンドロール間際の一文が印象的。
あるあるなサスペンスだと思って見始めたが、扱う内容は実に社会問題をテーマにしている。

性暴力被害のセンシティブなシーンを含むので、フラッシュバックなど注意です。
決して派手ではないけど硬派で堅実な良質サスペンスドラマで、この平均点の高さも肯ける完成度だったと感じた
謎が深い訳でも、トリックがあるわけでもなければ、カッコいいアクションがあるわけでもないんだけど、何故か時間を忘れて観てしまった

以下概要
極寒のアメリカ中西部にて
娘を失い妻とも離婚したハンターの男が、先住民の少女の凍死遺体を発見する
その少女はハンターの娘の友人であった
ハンターは、要請を受けて来たFBIの女性の捜査に協力することになるが…



以下感想

雪の降りしきる土地の静けさと、印象的な音楽の対比が素晴らしくて、それだけで世界観がぐっと深まっているように感じた
ただ少女が強姦され殺されて、その犯人を見つけるというだけなんだけど、その少女や家族の思い、そこに民族やら土地柄の事情も相まって、色々考えさせられる社会派の映画となっていた
こんな変哲もないというと失礼かもしれないけど、ストレートである意味では地味な流れのサスペンス(大筋だけでいえばドラマの1話でありそうな)なのに、長時間の映画でも飽きさせず観客を惹きつけてくれるのは監督や脚本の手腕が大きいと思う

あとは主演のハンター役ジェレミー・レナーの演技が見事だった
いつも落ち着いていて内に色々な物を秘めて、それでいてぐっと押し黙っているような表情が印象的だった

田舎など自然が厳しく何もないところというのは、こういうことが起こりやすい独特の空気があると思う
田舎ではいつも鬱々とした言葉にできない何かがあり、いじめや性犯罪の温床になっていたりしがち(私も田舎出身なので)
ラストの犯人の独白シーンではそういうことを考えさせられた
と同時に、実際に先住民の女性が失踪者の統計に入っていないという、アメリカの人種の闇の深さもあるんだと知った
そういった問題提起の面でも良質なドラマだった
はと

はとの感想・評価

4.4

このレビューはネタバレを含みます

見終わったときの満足感と気の重さと言ったら。

作品としてのクオリティは高いように思うが、エンタメとして消費していいのかという少しの葛藤が出てくる

どこまで本当か、分からないけど

元気なときにまた観る
雪の中での謎の死体… というところから、ファーゴのような雰囲気と、ミステリーが最大のキモなのかな?という感じで挑んだ本作でしたか、見終わった感想としては、実に渋く、潔く、達観とした、けれどもそこで生きる人間の矮小さなど、とてもひとことでは言葉に出来ない、なんとも感慨深い視聴後の感覚を与えてくれました。

物語の構造自体は、そこまで難解でもないどころか、非常にわかりやすく、謎解き的な意味での意外性などは無いので、実にテンポよく進んでくれる。

そして、この作品の良さというのが、こう ここが良かった!と、これまた一言で言えるものでもなく、物語が進む中で、描かれる美しく厳しく広大な自然、その風景、そこで暮らす人々、価値観、事件、軋轢や関係… そういったものが、少しずつ少しずつ積み重なっていって、その上で中盤から後半にかけて、そしてラストにグッと染み渡る、世界観や価値観の良さをじわーーーーっと広げてくれる。

事実か、あるいは事実にかなり近い事件や状況をモチーフとしたことから制作された映画であることが、そこに拍車をかけ、現実の社会問題を、上手にマリアージュさせて、そのリアリティを、作品の染み渡る良さに仕上げられているところも、また素晴らしい。

ジェレミー・レナー演じる、主人公コリー・ランバートが、特に作品の舞台である、ワイオミング州インディアン保留地のウインド・リバーで生きる人間ということが体現されていて、物語の中で、彼の生活や価値観、行動や物事の捉え方を通じて、まさに ウインド・リバー という場所を感じられることから、この作品のタイトルである ウインド・リバー は、ウインド・リバーを描くための作品であったのだなと、見終わった後に、改めて感じさせてくれる。

起こってしまった不幸な事件、ウインドリバーの組織同士ののナワバリ、そこに住む人達の閉塞感、コリー・ランバートの格好良いスナイプ、銃撃戦、美しいウインドリバーの景色、野生の動物など、作品の随所随所で見どころは色々あるが、それらが全て、見ている最中に積み上がっていき、やはり最終的にウインド・リバーを感じるために積み上げられた要素であった、それを理解した時、染み渡ってくる、一言では言い表せない、なんとも言えないやるせないような、深いような感覚が心地いいのだ。
akimark

akimarkの感想・評価

4.3
まず、映画としてかなり面白い。

でも、ただのエンタメとして面白いサスペンス映画だけじゃなくて、自分の中ではもっとそれ以上のものがあった
いぶぴ

いぶぴの感想・評価

4.2
どんな感想を持ったら良いのか、自分自身よくわからない作品。
世界観にも映像にも引き込まれる。終始美しい銀世界なのに重圧感があり暗い雰囲気。
ネイティブアメリカンについてどこまで事実に沿っていてどこから誇張されているのか分からないが、目に焼き付くシーンがいくつもあり印象的だった。
ジェレミー・レナーの格好良さ、渋さが光る良作だった

彼は狩人なのだ
Out here, you survive or you surrender. Period. That’s determined by your strength and by your spirit.

狼が狙うのは不運な鹿じゃない、弱い鹿だってところ震えました。

元弓が上手いおじさんがハンターでFBIに就職したワンダが能力使わずに頑張って雪山で見つかった女性の死体から犯人探しをする映画でした。
アメリカは黒人と白人の問題だけと自分は安直に捉えていましたが、ネイティブアメリカンの問題もあるんですね、また土地柄で自然の力も恐ろしく力がものを言う地域。生き残ろうと必死にもがいたものが生き残る世界でした。

登場人物少なめでゆっくり進みますが急展開もあり良かったです。
コヨーテ...
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