ダムネーション 天罰に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『ダムネーション 天罰』に投稿された感想・評価

笹春
4.1

ロングショットとロングテイクのモノクロ映像に浸る120分。映像美に関してはタルコフスキーが群を抜いていると思っていたが、個人的にはタル・ベーラがそれに並ぶと思う。
凄い地味な作品だけど、全く飽きずに…

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本当に何も起きてなさそうで多分何かが起きている。長いけど観てられる。タル・ベーラの目を借りて生活したいな。

犬になろうぜ!世界は広いよーーーー

主人公は、荒廃した鉱山の街(本当にどの角度から見ても廃れている)に暮らし、他人から「お前は自分のことしか考えていない」と言われるような人間なので、当然超虚無虚無…

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4.3

もしノスタルジアが耽美なカラー作品の中で最も美しい作品だとするならば、モノクロ作品ではこれがそれにあたるのではないだろうか…というくらいには美しい映像の作品だった。

建物もタバコの煙ももやも光も全…

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マ
4.7

同じリズムか周期の秩序で押し並べられてる以上 場所そのものがずっと生きてない状態であって、なら人が死んでるかって言ったらそうでもなく、狂いもせずに中途半端な所で馬鹿みたいにごちゃごちゃやってる。別に…

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4.1
荒廃した土地に
一軒のBarしかないと
人間はこんなことしか
考えないんだろうな。。

長回しをみているうちに
どんな感じで撮っているのだろうか
、、とメイキングも
見てみたい

この手の映画が好きで雨が嫌いな奴なんていないよ。

バーで女が歌ってる時にこの映画の監督、その他の偉大なる造り手、俳優、もれなく全員の解釈が一致していることが分かった。
私が映画に求める「まさに」の…

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人間
4.5

ストーリーは振り返ってみると単純だが、聖書の話が出てきたり長回しの多用で観ている時は難しく感じた。とにかく映像が綺麗。特に雨の中映し出されるタイタニックバー、前を横切る野良犬、圧巻だった。酒場で踊る…

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「サタンタンゴ」「ニーチェの馬」などで知られるハンガリーの映画作家タル・ベーラが、罪に絡みとられ破滅していく人々をリアルに描いた人間ドラマ。降り続ける雨の中、ゆ~っくりと水平移動で長回しのキャメラワ…

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4.1

 カーロイの黒々とした言葉が絵を濃く染め上げ、雨続きの炭山を覆う。その難解詩が意味を成したのがいつだったか誰も覚えていまい。文壇から追われたのか、詩泉が枯れたのか、ならば今、1988年の雨の中、出炭…

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